Friday, February 26, 2010
バナナ・チーズ・メルト
今日の朝ご飯を作りながら、これはツナチーズメルトというパニーニの甘い版ではないか、と気がついた。
パニーニとはイタリアのサンドウィッチで、フォカッチャなどのイタリアの平べったい固めのパンに、野菜や肉を挟んだものである。こちらではデリやカフェなどでお馴染みのメニューで、実に色々な種類のパニーニがある。
ツナチーズメルトは、NYに来て間もない頃、ハマったものの一つだ。当時行っていた学校の近くに『PAX』という店のカフェがあった。ここはサラダやサンドウィッチやスープを揃えるちょっと高めのチェーン店で、NYではかなり色々な場所で見つけることができる。当時は寮住まいで、部屋にキッチンがなかったので、よく外食をしていた。主にベーグルやピザなどを食べていたのだが、この日は何か新しい物を食べたい気分だった。ふらっと入ったこの店のショーケースに陳列するサンドウィッチやパニーニが余りに美しく、ひとつ7ドルと高めだったが、注文しないわけにはいかなかった。だって本当においしそうだったんだもん。
イタリアンサンド、ローストビーフサンド、ベジタブルサンド、エッグサラダサンド。10何種類ものサンドウィッチがそれぞれの個性を主張する。しかしその中で、「ツナチーズメルト」という名前が私の好奇心を掴んだ。これは今冷蔵庫に入っているが、メルトというからには温めるのだろう。ツナもチーズも好きだし、決めた、これにしよう!
我が推測はいみじくも当たり、パニーニは専用のパニーニグリルであつあつになって出てきた。このおいしかったこと。表面はパリパリ、中はほかほかのフォカッチャ。レタスとトマトの下にはツナと溶けたチーズ。ツナは日本のツナサンドしか食べたことのない者からすると、考えられない量。ツナ缶ふたつは軽く使っているだろう。これを白いマヨネーズのようなソースにつけて食べる。半分でお腹いっぱいになるけれども、そのおいしさに全部食べたい気分にさせられる、危険なパニーニであった。うーん、最近たべてないなあ。
そんなことを思い出し、今日の朝ご飯はツナチーズメルトならず、バナナチーズメルトと命名した。
市販のベーグル半分(例のシロップが入っていないものを選びました)をお皿におき、熟れたバナナをスプーンで輪切りにしてベーグルの上に乗せていく。その上にあればヨーグルトをちょんちょんと落とし、さらに溶けるチーズ(ここではモッツァレラとチェダー)を気前良くふりかけて、そのままレンジで加熱すること1分15秒。おいしいバナナチーズメルトの出来上がり〜!
熟れたバナナがチーズの下で溶けて、ちょっと甘いピザみたい。甘さと辛さのハーモニー。ちなみに私はシナモンベーグルを使ったけれども、お好きな味で良いと思う。普通のパンだってもちろんおいしい。あ〜朝からしあわせじゃ。
*雪んこ日記*
未だに降り続く雪。いつまで降るのか、レポートします。
夕方三時頃、一度止んで青空が見えたのに、日が暮れたらまた降り出しました。うちのアパートの庭は、完全に埋まってます。大家さんもこれではしばらく車を出せないだろうなあ。ブルックリンでは17インチ積もったところもあるとか。今はまた止んで月が見えるけど、傘雲がかかっているし、予報では明日も雪らしい。どれだけ積もるんだろう。明日は外に出るので、今年最後であってほしい大雪を堪能しようと思います。
*Pax Wholesome Foods*
303 Park Ave S, New York 10010(At 23rd St)
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