Monday, February 13, 2017

NYの良いところ#2 〜カフェが神


家の近所に随分カフェが増えた。最近の専らのお気に入りは、Variety というcafe。

コーヒーは浅炒りで、好みではないのだが、フレンチプレスで淹れているからか、けっこう美味しい。たまに淹れたてに当たると、びっくりするほど美味しい。

ここは混むが、何といっても店内がひろびろとしている。私が行くときは大抵いちばん奥の大きな木のテーブルの隅っこの席に陣取り、ノートを広げて書き物をする。8人がけくらいのテーブルは、マック持参者で混み混みになる。

不思議なもので、家だと出て来ないアイディアが、ここで人の出入りを見るともなしに眺めていると、ぽんぽんと出て来る。動きのあるビジュアルが脳に刺激を与えるのだろう。シャワーを浴びている時にひらめくのと同じ原理ではないだろうか。

NYの良いところ②カフェが神=みんなのリビング

書き物に夢中になると、気付くと3時間ほどあっという間である。はっと周りを見ると、あまり顔ぶれが変わらない。つまり私を含めて皆さん自宅よろしくコーヒー一杯で堂々と作業し続けているのだ。こ、ここはみんなのリビングか?と一瞬錯覚するほどである。。

その間、決して「早く帰れ」だの「制限時間2時間」だの「コンピューター持ち込み禁止」だの言われない。Wi-Fiも完備、何時間いてもOK、コーヒーおかわりは$1という、神レベルの寛大さ。ほぼすべてのカフェ@ブルックリンだけでなく、マンハッタンでもそうなのだ。これは家をシェアしていたり作業スペースのないアーティストやデザイナーにとっては誠に有り難いことである(ちなみに日本ではカシワというさる地方都市のスタバでさえ時間制限があってびっくりした。日本の特に地方都市にはスタバの数が少なく長蛇の列が出来るからかもしれないが。。。東京の実態は不明。)

このような神カフェがすごいのは、何時間いようが店員が嫌な顔ひとつしないこと。「まあ長居してもせいぜい3時間が良いところであるから、そのうち帰るだろう」という計算なのか、良い意味でゆるい。行く度に敬服するのである。(と言ってもニューヨークのすべてのカフェが神な訳ではないと思うけど、その率は高い。)

というわけで、NYのカフェは、ゆったりしていて好きなのです。


↓なかなか良いとこですな♪

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Saturday, February 4, 2017

NYの良いところ#1

世界が混沌かつ騒然としている今、わたしに出来ることは何だろう。。。

うーん。
うーん。。。

そうだ!今住んでいる場所(ニューヨーク)のよいところを挙げていこう!
我ながらぐっどあいでーあ!

。。というわけで、唐突に始まった『NYの良いところ』シリーズ、不定期でお送りします♡

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NYの良いところ#1:車が優しい。歩行者を先に行かせてくれる。

歩けば先に行かせてもらえること多し♪
実は今朝の散歩中にも、信号のないところで一台車が止まって私に目配せし、先に道を渡らせてくれた。なんてやさしいんだろ〜と感動し、このシリーズを思いついたのでした。

車がちょっと止まって、どうぞお先にと目や手で合図してくれる。私はいつもサンキューと言いながら手をちょっと上げるかおじぎをして、笑顔を返す。その後に残るのは、やさしい空気感。

ちょっとしたことだけど、思いやりを交換しあっている気がする大好きな瞬間。見ず知らず同士がお互い良い気分になれるんだから、素敵だなあといつも思う。

といっても、これは車の少ないブルックリンだからかも。車も人も多く殺気立っているマンハッタンでは、車が優しいことはめったにない。信号を無視する通行人たちを待っていたならば、永遠に車を走らせることが出来ないからだ。

しかし危険を顧みず信号を守らない勇敢な歩行者が後を絶たないため、車は常に注意をこらして運転せざるを得ず、結果的に歩行者の方が車より優位に立つという変な図式になっているのも、良い意味でいい加減なニューヨークの大らかさが感じられて、けっこう好きなのであった。。

↓またまた幸せうさぎ出現中♪
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