Friday, December 30, 2016

最終日。パッキングと最後のディナーとパズルな夜

エレンとの想ひ出。。。
オフィシャルな最終日にすることは、パッキング。今回はかなりルンルン気分で荷造りしてます。。(寒いの苦手)

ここに来て最初に会ったエレンこと晶(ジン。中国名)は、二日前にテレッサとNYから帰って来たばかりなのに、1日早く今日帰るという。ジンとは同じアジア人ということもあり、また非常に気の良い人なので、顔を合わすとほっとしてよく色々話した。

彼女との一番の思い出は、なんといってもWork Out。マッスルビルダーである彼女はあらゆるエクササイズに詳しく、ここに来ても部屋で毎日欠かさず体を鍛えているという。そして彼女の食事は、なんと栄養ドリンクとゆで卵とバナナ。どんだけビルダーなんだ。私は滞在中ジンが食事をしているのを一度しか見なかった(しかもその一度は今朝で、辛ラーメン)。

つるつるに凍った地面に足を取られそうになりながら、またブルックリンでね!といって去って行った。全然寂しくない別れは、いいね。

夜には、テレッサと二人でディレクターのWillのスタジオにお邪魔した。描きかけの大きな絵が3枚に、無数の小さいキャンバスと紙の作品。つくづくスペースがいるなあと思う。そのあとは、テレッサとランターンにて最後のディナー。ケールピッツァに、豪華にチキンウイングとビールも付けた。その後、なぜか家でふたり、ビールを飲みながら真剣にパズルをすることに。笑 ベティがドアの向こうに向かって吠えるのに怯えつつ、ふたりでひとつずつのパズルをなんとか完成させた。テレッサが「これで少なくとも何か完成させたと言えるわね」といって二人で大笑い。最後に楽しい思い出ができた。

さて、今からパッキングの仕上げです(笑)。
おやすみなさ〜い。

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Wednesday, December 28, 2016

最後の最後でカレーの夜

ついに登場!ジャパニーズカリー
レジデンシーもあと数日で終了。
ブレンダがやってきて、少し早めに帰るからと、余った食材をどさっとくれた。優しい!

お返しと言ってはなんだけど、それらを使ってカレーを作り振舞うことにした。実はカレールウを持って来ていたものの、使う機会のないまま終わりそうで残念に思っていたのだ。最後の最後にようやく役に立ってくれた。嬉しいぞ。

ルウは、サンライズで相当迷った挙句、なぜか最初に惹かれた「ゴールデンカレー甘口」。普段のわたしなら甘口は視野にすら入らないのだが、この時はとても気になった。箱の裏を見て甘口レベルをチェックすると、これはカレーか?という可能性があったが、惹かれる。ま、いいや買ってみよ!とレジに持って行った。
そして今、ブレンダはカレーは好きだが辛いのがダメだというではないか。これを聞いた時、過去の私にこっそりガッツポーズをした。笑

今回は先日のローストチキンの残りから作ったスープと肉を使い、隠し味にバナナを入れた。「カレー=時間かかってなんぼ」という思い込みを保持する私には珍しく煮込み時間含め50分くらいで調理したのだが、予想以上に深みのあるおいしいカレーができたのにはびっくり。まったく辛くなくてもちゃんとカレーだった。ブレンダも美味しいととても喜んでくれた。よかった。

ブレンダの昔々付き合ってた彼が日系人で、彼のお母さんがよく作ってくれたわ、なんて懐かしそうに話してくれた。彼女はブルックリンに住んでいるので、またNY組で会おうねといって別れた。

さて、私は荷物を改めて見直して、ちょっと途方に暮れている。。。この間NYに帰った時、よせばいいのに新たに画材を持って来たのだ。果たして持てるのだろうか??
乞うご期待であります。。

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Monday, December 26, 2016

ブレンダ風ローストチキンとポテトパンケーキ

遅すぎた登場のブレンダ風ローストチキン

レジデンシー居残り組で催した、一日遅れのクリスマスパーティー。
ブレンダがローストチキンを焼くというので、私はお手伝い。キッチン大好き♪

<ブレンダ風ローストチキン>
1。鶏肉一羽を冷蔵庫から出して、皮と肉の間に手を入れて隙間を開け(ひ〜)、そこに小さめに削いだレモンの皮を散らす。
2。全体に塩こしょうをして、野菜の乱切りを乗っけた上にどんと乗せ、オーブンへ。ちなみにお腹には何も入れない。
3。一時間半ほど燒く。

重要な任務を担うレモンピール。
皮の下に手を入れて皮とお肉の間にレモンピールを入れるやり方は、初めて見た。ブレンダはカナダ出身のユダヤ人。お母さんに習ったらしいから、ユダヤ風なのかな?ニンニクを入れても美味しいと言ってたけど、伝統的には使わないらしい。

皮と肉の間にレモンピールを入れるブレンダ。

そしてもう一品。

<ユダヤ風ポテトパンケーキ>
1。箱型シュレッダーを使ってポテト大5〜6個分を細かく摺り、ボウルに入れる。
2。玉ねぎ3個をみじん切りにし、1のボウルに入れて混ぜ、塩こしょう。
3。2に卵3個を入れて良く混ぜ、小麦粉を適当にふりいれて混ぜながら、水分が大分なくなるくらいまで混ぜる(目分量)。
4。フライパンにオリーブオイルを多めに入れ、よーく熱し、3を適量すくい入れ、ヘラで押さえつけながら、こんがりきつね色になるまで、裏返しながら焼く。

これ、絶品。焼きたては、食感は違うけど、まるでコロッケみたい。懐かしい味でした。

ブレンダ、輝いてる。。
ここにエミリーが参加し、玄米と黒い豆を炊いてくれた。
次にマリア一家が登場。ハムとクッキーとワインとアップルソースを持ってきてくれた。私はゆで人参とシャンパン風ジュースとその他食材を提供。

ただ、問題発生。メインのチキンがなかなか焼き上がらない。仕方ないので、待ちながら食事開始。予想通り、やっと焼きあがった頃にはみんなお腹いっぱいに。しかしどうしても味見したかった私は、果敢にも最初に手を上げて一切れいただくことに。

う、うまい。。。!!!シンプルだけどジューシーで、レモンの良い香りがして、非常に美味。ああ〜最初に食べたかった。。。これは、次回ぜひ自分でも作ってみようと決めた。
私の反応を見て、ブレンダとマリアもがんばって食べていた。ブレンダのチキン、大好評。

予想以上に豪華なクリスマスパーティーになりました〜。

↓めりーくりすますでした♪
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Sunday, December 25, 2016

メリークリスマス!


メリークリスマス!!今年もあっという間でした。

マンハッタンでの仕事を終えて、昨日24日のお昼すぎにWassaicに戻る電車に乗り込む。クリスマスイブだというのに、電車は混み混み。昨日帰らなくて良かった。。

途中、こんな不思議な景色を。。。


窓の外が、急にもやもやと白くなった?と思ったら、いちめんに霧の立ち込める池が姿を表した。その池に浮かぶ、たくさんの白鳥らしき鳥たち。これは。。。鳥たちのお風呂場?!なんだか静かで密やかで、まるでディズニーランドのアトラクションの一場面を見ているみたい。
しかしよく見ると、数羽の鳥が池の上を歩いている(笑)。氷が張っているのでした。。。さむそー。

ロッジに着いて、玄関の扉を開けると。。。

しーん。
そう、クリスマスイブ!みんなおうちへ帰ってしまったのでした。。さみしー。

その後、スタジオで二名の生存者を発見(笑)。今夜、もう一人帰ってくるとのウワサ。クリスマスパーティーをする予定です♪

↓メリークリスマス♪
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Thursday, December 22, 2016

急遽マンハッタンに一時帰宅


仕事先から緊急ヘルプの要請を受けて、急遽マンハッタンに戻ってきました。

久しぶりのマンハッタン、最高(笑)。

仕事が終わったら、数日後にまたアップステイトに戻ります。

というわけで、今から仕事です。行ってきまーす!(時間がないので絵も適当。。汗)


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Sunday, December 18, 2016

ビジット後のピザ〜と、カラオケナイト

大好きな「みょ〜ん」の瞬間。
ビジットの後は、週に一回の労働タイム。エレンとマリアの3人で、寄付をしてくれた人たちのリストをまとめる。面倒な作業も3人でわいわいとやれば楽々だ。終わった後は、エレンの太極拳講座。お返しに私は能の映像を見せ、日本文化の宣伝に勤めてみた。

今夜はカラオケナイト!というので、鉢合わせたアンディと集合時間より一時間遅れてバーに行くと、私たちが一番最初(笑)。さすがアメリカンタイム。しかしボルティモア出身のアンディが現在住んでいるフロリダでは、実際の集合時間は約束した時間の約三時間後らしい。アメリカンタイムの中にもレベルがあるようだ。名物のケールピザを食べてみんなを待つことにした。

Lantern名物のKale Pizza
レモン味のオリーブオイル、ガーリック、モッツァレラチーズ、生のケールをうすーい生地の上に散りばめて炭火で焼いた、シンプルが故に非常に美味なピザであった。噂には聞いていたが、なるほど納得。おいしいと思わせる理由は、生地の塩味が利いていることもあるだろう。塩加減、重要。ビールが合いますなあ。

待つこと一時間ほどで、ぼちぼち人が来始め、地元客も参加してのカラオキナイトが始まった。歌うつもりはなかったのだが、DJに何か歌えと迫られ、ボブディランを歌うことに。が、会場がクリスマスソングで盛り上がる中「フォーエバーヤング」を歌うのは完全に空気読んでない。結局、オブラダオブラディに変更。エレンがダンスで加勢。

ジャンプしながら歌ったら、これが大成功!さすがのビートルズ、みんな知っている。会場が大盛り上がりになって、いろんなひとに絶賛された。ポールよ、あなたは偉大です(笑)。

この曲はジャンプしながら歌うのが好き♡

その後、マリアとブレンダとエレンとの四人でプリンスの「レッツゴークレイジー」に挑戦し、失敗(笑)。

声が枯れた、楽しい夜でした。

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Friday, December 16, 2016

グループスタジオビジット

ティファニーのスタジオにて。
レジデンシーももう半ば。グループスタジオビジットの日が来た。

みんなでスタジオをひとつひとつ回って、制作の経過をそれぞれのアーティストが発表し、意見を言い合うというもの。英語での発表が(未だに)心配なことと、今作っているものが自分にとって新しいものであること、あんまり進んでいないこと(爆)などの理由から怯み、参加するのを止めようかなとも考えた(汗)。

けど、こういう時は逃げてはいけない。たとえ作りかけでも進みが遅くても、自分の今をそのまま見せれば良いだけだと思い直した。前日はざっくり準備をして、話す内容すら考えないで寝た。

グループビジットには、レジデンシーを作った人たち(アーティスト)が参加し、私たち一団を導いてくれる。クラウディアとアリ以外の全員が参加。11人で各スタジオを回っていく。やっていることも、制作の仕方もペースも様々だ。話し合いでは、感想の他にこうしたらもっとよくなるのではないかという案も出る。たくさん意見が出て会話が盛り上がるスタジオもあれば、何も意見が出ずにシーンとするところもある。アメリカ人は意見を言うのに躊躇がないので、反応も正直だ。

面白かったのは、中国人であるエレンのスタジオと私のスタジオで、最後に拍手が起こったこと。エレンはエンタメ性もある体当たりなパフォーマンスと彫刻でいかにもという感じだが、私は日本人であれば誰もが当たり前に持っている自然に対する考え方を投影した地味な作品で、自分的にはふつうの感覚を見せただけなので、実は意外だった。しかし考えてみると、エレンはアイデンティティ、私は自然と人間というテーマを通して、資本主義的価値観からの脱却をしようとしていると言えないこともない。というか、そのアジア的な考え方がみんな(アメリカ人)にとっては新しく映ったのかもしれないとも思った。

終わってしまえば何て事はない。予想外に拍手までもらっちゃったし、良かったよって言ってもらえたし、やって良かった。そして、みんな一見すごそうに見えるけど、やっぱり同じように悩んだり、どうしていいか分からなかったりしているんだなあ。

お腹が空いたのでキッチンに行くと、アンディとテレッサもやってきた。3人でお昼を食べる。エレンもやってくる。盛り上がる。

生活を共にしたり、ちょっと大変な体験を一緒にすることで、もっとお互いのことが分かるし、そうか一緒に成長してる仲間なんだってことが理解できる。腹の中をさらすのって勇気がいるけど、思い切ってやってみると本当に仲良くなれる。最初の頃のみんなの顔を思い出すと、同じ人たちとは思えないくらい打ち解けた表情をしている。もちろん私も。

ああ来て良かったなあ、と思った。


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Thursday, December 15, 2016

サンタさんは田舎に住んでいる


Barn Saleが開催された日の夕方、暗闇の中を、ちいさなパレードが通り過ぎた。ディズニーランドのパレードの50分の1くらいの規模だけど、すごくかわいい。よく見ると、消防車だのトラクターに、色とりどりの電飾が施されているのだった。

パレードをよく見ようと外に出ると、Lanternという町で唯一のバーの前の広場に、サンタさんの仮装をした老夫婦が立っていた。司会者らしき人がマイクでなにやら話をしている。バーの外には人だかりができて、その進行具合を眺めている。突然誰かが呼ばれ、表彰状が授与された。するとその後、カウントダウンが始まった。

10、9、8、7、6、5、4、3、2、1。。。

歓声と拍手が起こった。暗闇の中にパッと明かりが灯った。
サンタ夫妻の横に、かわいらしいクリスマスツリーが姿を現した。

サンキュー!と司会者。その声に満足したように、人々はバーに戻っていく。サンタさん夫妻も子供達に囲まれながら、雪の向こうに消えていった。

全ては十分ほどの間に起こった出来事。なんだかシュールなものを目撃した気がした。。。

プラスチック感の半端無い白ひげ、いかにもクリスマス用という感じの赤い衣装。すべてが明らかに仮装なんだけど、いかにも「サンタさん」らしい。あれは正真正銘本物のサンタだと、私が小さい子供だったら本気で思ったことだろう。それくらい説得力のある雰囲気を漂わせていた。

マンハッタンにもこの時期たくさんのサンタがうろついているが、本物っぽいサンタに出会ったことがない。都会で見るサンタは偽物というより、サンタのパロディなのだ。そういえば、サンタは田舎も田舎、北極のどこかに住んでいるらしいから、それも当然かもしれないなあ。

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Wednesday, December 14, 2016

つららが出来ていく。。のを見る♪


すこぶる寒い日が続く。

散歩途上に、山肌から水が滴る滝の子供のようなものがある。いまやその水は滴り落ちるままに凍りつき、見事なつららのカーテンのようになっている。

よく見ると完全に凍ってはおらず、内側では凍る前の水がとうとうと流れ、気泡がその中を泡のように伝っているのが、ガラスのように透明な氷の層を通して見える。

こうやってつららが出来ていく過程を見るのは、なかなか楽しい♪

当たり前すぎて普段は意識しないけど、水ってやっぱり不思議な物質だ。山を通り抜けるように、私の体の中も通り抜けていく。

この日は50分が外にいられる限度だった。寒いっていうか、感覚がなくなる。それでもマイナス3度くらいというから驚きだ。体感温度がもっと低く感じるのは、山の陰になるからかな。

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Tuesday, December 13, 2016

心の友・ダイナーでひと息@Millbrook

心の友・ダイナーへGO!の瞬間
Wassaic に来てから早いものでもう十日。洗濯物もたまってきた。

車を持っているテレッサが、愛犬ベティを美容室に連れて行くというので、ついでに途中にあるランドリーに連れて行ってもらうことになった。マイク付きのヘッドフォンを探しているブレンダも参加し、着いたのは車で20分ほど走ったところにあるMillbrookという小さな街。テレッサは私たち二人を降ろし、二時間後に来ると言って去って行った。ブレンダは薬局へ。またあとでね〜。

私はというと、「街というからにはカフェくらいあるだろう。洗濯している間にカフェでコーヒーでも飲みながら書き物を。。。むふふ」などとブルックリン的に考えていたのだが、その街、どうも人影がない。アンティークなど高級店がぽつんぽつんと立ち並ぶ通りがひとつがらんとあるだけ。そうだった、ここは田舎だった。。。しかも田舎らしく、ランドリーは無人で両替できないし。うう。

通りにダイナーを見つけたので、そこでコーヒーを買って小銭を作り、なんとか洗濯物をまわす。戻ろう、ダイナーに。雪で地面はべちゃべちゃ、ブーツに水が入って来て、冷たい。。。

と、向こうからブレンダがやってきた。時は朝の10時ごろ。ふたりの目がきらきら。よし、ブランチに決定!

どこに行っても変わらない、永遠のダイナーフード。

実はダイナーがあったら絶対入ろうと思っていたので朝は何も食べなかった。ブレンダも同じことを考えていたようで、彼女はメニューを開ける前から注文を決めていた。スクランブルエッグにベーコン、ライ麦パンのトースト。いいね、それ。。。私は一瞬迷った。

週に一度くらいしか買い物に行けないので、ここ五日間ほど野菜不足である。が、ダイナーの席に座って真っ先に頭に浮かんだのはなぜか

「パンケーキ」

だった。
えっ。栄養的に、どうよそのチョイス?!それは、良くないのではないか?栄養とれないし、むしろ「損」なのでは。。。??

私はしばし考えた。でもやっぱり、

「パンケーキ食べたい!」

という心の声が聞こえる。。。というわけで、素直に心の声に従って注文した。

ダイナーでパンケーキを食べるのはかなり久しぶりで、ちょっとわくわく。しばらくして出て来たのは、分厚い皿にどかーんと乗っかった、これぞアメリカン・ダイナーフード!ダイナーって、アメリカの良心だよなあ、としみじみ思う。ダイナーのメニューにあるものは皆アメリカのソウルフードという気がする。
田舎のダイナーなので、本当に普通のパンケーキにコーンシロップだったが、これが染みるほどおいしかった。。。

心のチョイス、正解!!

二人とも、おいし〜〜〜以外はほぼ無言で完食。まだ十日しか隔離されてないのに、すでに外食がこんなに恋しいとは。。。毎日同じものは、やはり飽きる。

ダイナーはやっぱり大好き♡おしゃべりにも花が咲く。
テレッサが来るまでの間、ブレンダとおしゃべり。様々な制作活動をしているお姉さんアーティストのブレンダは、経験に則したアドバイスをしてくれた。どこに行っても思うのだけれど、アーティストってみんな本当に優しい。自分に向き合う大変さを知っているからかなあ。

しばらくすると、テレッサが迎えに来てくれた。爽やかな笑顔で車で送り迎えしてくれる彼女も、間違いなく優しい。ちょっと不自由な環境は、お互い助け合うことができる場でもあるんだな。わたしも人の役に立つことがあれば、すかさず助けたい。といっても特に役に立てることが今の所ないので、そういう時が来るのを虎視眈々と狙っています。。。

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Monday, December 12, 2016

カワイイ♡牛マグをゲット

Chaseholm Farmの牛マグ。

スタジオの近くのBarn Saleで、カワイイ♡牛のキャンプ用マグカップに一目惚れ。迷わずゲット!!




よく見たら、、、こわい(笑)。


でもテレッサもカワイイ♡と言っていたので、やっぱりかわいいんだと。。。思う(ちなみにテレッサは買っていなかった笑)。

あとで調べたら、この牧場は去年の夏のレジデンシーの時にみんなで乳製品を買いに行った牧場だった!盛りだくさんな良いレジデンシーだったなあ〜。

なんだか懐かしい友人にばったり会ったようで、嬉しくなりました♪

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Sunday, December 11, 2016

(情熱の)飼葉を求めて数マイル


スタジオの前に馬を見に行くのが最近の日課。
それぞれの馬の性格が、だいたい分かって来た。

まず最初にやってくるのが、若くて好奇心旺盛なポニーのフェイリーン。
それを見て邪魔しにくるのが、アリ。笑
茶色の馬チャンキーは、いつも遠くでのんびり草を食んでいて、なかなか来ない。
他の二頭の白馬は、どちらも白内障で、目が見えないらしい。太陽光線から目を守るためにマスクをつけているルーシーは、いつもぼんやりと立っているか、草を食べている。
もう一匹の白馬であるアリゾナは、とにかくずーっと餌場にいて飼葉を食べ続けている。

牧場主のデイビッドがやってきた。週に数回、餌をチェックしに来る。最初に会った時から私とデイビッドは友達である。

今日は、餌の飼葉を仕入れに行くので一緒にくるかという。面白そうなので付いて行くことにした。

Deep Hollow Roadという地元民しか知らない秘密のショートカットを車で行く。ここは昨日私がひとりさまよったマイナス2度の茶色いワンダーランドではないか。だいぶ距離を行ったような気がしていたが、車で通ると何の事はない、通りのほんの入り口をうろついていたに過ぎないことが分かった。車って本当にすごい。

丘のようなところをずーっといく。車道の脇は崖のようになっていて、下にはきれいな川が流れている。ここらは狩場でもあり、猟師たちは鹿や熊を狩るので夕方は歩くなと言われた。リアルに怖い。

ショートカットを抜けて、普通の道路に出る。さらに15分くらいかけて、牧場や凍り始めている沼を抜け、目的地の牧場用の品物を売るお店に到着。

クレーン車らしきもので飼葉のロールを運ぶ。

餌、でかっっ。

飼葉をロールしたものをクレーンみたいなでかい車で運んで来るのを、デイビッドの車にどーんと乗せる。飼葉三つで、約二週間分の食糧らしい。馬たちはとにかくたくさん食べるのだ。

ここはデイビッドの友人がやっているらしく、若干高いがヘルプする意味も込めていつもここで買うのだと言っていた。


作業を見ている間、太った猫が人のズボンで勝手に汚れを取っていた。

帰りの様子。
荷台に飼葉をふたつ積み、帰路につく。いつものことだが、行きよりずっと短く感じられる帰り道。デイビッドに日本における米の種類の豊富さと米にかける日本人(っていうか私?)の情熱を語ったら、米を食うために日本に行きたいと目を輝かせていた。。。

帰ってくると、馬たちは大喜び(に見える)。みんな柵のところまで来て、デイビッドを熱い目で見つめる。さすが飼い主、と思っていたら、りんごをぽんぽんと柵の中に投げ始めた。わらわらとりんごに群がる馬たち。そうか、やはり餌付けなのか。

馬たちは老いて役に立つわけでもないし、お金的にもマイナスでしかない、しかしこの馬たちは自分の癒しなので飼い続けて来たし、これからもずっと飼い続ける、と熱く語っていたデイビッド。実際、餌代も人件費もかかるし、世話するのも一仕事だ。この情熱あっての餌付けなのだと納得。情熱もいろいろあるなあ。

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Friday, December 9, 2016

クロックムッシュの朝


今朝は早く起きたので、クロックムッシュを作ってみた。

実は数日前、キッチンから卵とハムとチーズを焼く匂いがして、そのとき思い浮かべたのがクロックムッシュだった。ぜひ作りたいなあと思い、グローサリーショッピングの時に材料を買っておいたのだ。昨日ぶっつけでチャレンジしたところ、卵焼きとトーストとハムとチーズがきれいに焦げたものが一度にフライパンの上に出現するという離れ業を成功させてしまった。ある意味すごかったけれども、フレンチトーストからは程遠い。
そういうわけで、今朝は作り方をざっくり調べてからの再挑戦である。

*簡単クロックムッシュの作り方*
1。卵液を作る。卵とハーフ&ハーフ(生クリームと牛乳)を混ぜる。
2。パン二枚にハムとチーズを挟んだものを、卵液に両面浸し、フライパンで焼く。
3。最後は、チーズの方を下にしてヘラなどで抑えながら焼き付け、チーズが溶けるようにする。完成!!


良い匂い〜。きれいにできて、見た目だけで満足!
キッチンペーパーにくるんで、スタジオへの道すがら楽しむ♪

よく焼いたので、パンとチーズとハムが一体化した餅のようになり、非常に美味であった。こんなに簡単でおいしいなら、毎朝でも作りたくなっちゃうね。

朝7時半のスタジオには、なんと先客が。昨日着いたばかりのアンディだった。8時半頃になると大抵ブレンダが来る。今のところ、この三人が朝組のようだ。

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Thursday, December 8, 2016

レジ飯。カルボナーラ風たらこうどん

背後にはテレッサの愛犬ベティが控える

このレジデンシーでの飯、略してレジ飯は、各自で用意する決まり。
車で10分ほどのところにスーパーがあるので、週に二、三回、ディレクターが買い出しに連れていってくれる。

私はバーモントの時に重度の日本食シックにかかったので、今回はあらかじめ日本の食材をこれでもかと抱えて来た。そして、乾麺(うどん)はふた袋以上になるといかに重いかということを初めて知った。米と醤油とごま油と海苔も持参。画材より重かったかもしれない。

そういうわけで、ここ数日の夕飯は、うどん。インスタントのパスタソース「明太子」もしくは「たらこ」を、うどんで食べるのがヒットしている。ただ、市販のソースだけだといかにも栄養がないので、ひと工夫する。

鍋でうどんをかために茹で、箸などで抑えて湯切りをする。この時、うどんとともにお湯を鍋にすこし残しておく。この鍋にパスタソースを入れてうどんとよく混ぜ、コンロに戻す。そこに卵と生クリームを合わせたものを投入しよく混ぜ、少々火を入れる。カルボナーラのようになったら、火から下ろす。

カルボナーラ風たらこうどん、一丁あがり!
ひとつ問題点を挙げるとすれば、連続して食べると飽きることかな。。。今晩は米にしよう。

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Wednesday, December 7, 2016

プレゼンの夕べ


昨日はレジデンシー参加者が全員(まだ到着していない一人を除いて)、スタジオのある建物Maxon Millに集い、それぞれの作品を発表した。持ち時間は一人5分。

苦手なので、早く終わらせるために二番目に登壇。用意したスライドを見せながらの5分間、反省点は多々あるが、なんとか乗り切った。あとはもう楽々と他の人の発表を聞けば良い。

みんな、本当にそれぞれ違うことをしている。南極でリサーチしてる人もいれば、自然物をペインティングしてる人もいるし、パフォーマンス、ビデオ、アニメーション、写真、インスタレーション…興味が似ている人こそいるものの、やっていることは一人も被らない。

「本気でやってれば、何やっててもいいんです。
そしてそれをやるのに特別な理由など、すぐさま明らかにしなくてもいいです。
なぜなら現時点はただのプロセスですから。
続けていけばそのうち分かってきます。
無理してわかんなくてもいいんですけどね。
所詮アートって人生そのものなんで。」

という「アート」からの声が聞こえてきそうだ。

効率第一主義のこの世の中において、完全に非効率的かつほとんどの場合非経済的な生産活動(アート)が、堂々と存在し許容される、そのことがいかに重要か。正直このような場所に集まっておのおの製作に励むことが直接的に世の中の役に立つとは到底思えないけれども、実はその一見役に立たなそうに見える非効率的な行動こそが、機械化しつつある現代人のあり方や価値観を問い直すために投げかけられた、一つのアンカーになっているのだ。

やっぱりアートって、必要なんだ。。。
と、みんなの発表を見ながらしみじみ思った。
アートは人間らしさと訳せるかもしれない。

それから、私は私でいいんだ、ということも再確認した。
だってみんな違うんだもん。
違っていいし、違うからいい。
普段の生活で忘れがちな大切なことだと思う。

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Monday, December 5, 2016

馬&山羊


敷地内に馬を発見!山羊のファミリーもいる♬
人懐こくて、非常に可愛い。

農場主のおじさんに馬たちの名前を教えてもらった。

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Wassaic Day2 不満は言う!で解決


Wassaicでの一日目の夜を過ごした感想は、「寒い。。。」だった。

私の寝室、ぜったい暖房入ってない。朝は寒すぎて布団から出られず。困った。

二日目は日中も様子を見たが、やはり寒い。室内なのに、コートを脱ぐことができない。廊下の方がずっと暖かいことを確認し、Willに電話する。

アメリカでは不満がある時は、はっきりと伝えることが重要だと改めて思った。言わなければ分からないけど、言えば必ず何とかしてくれるのがアメリカの良いところなのだ。

Willはすぐに部屋をチェックしにきてくれ、物置き場からヒーターを二つ持ってきてくれた。さらに来週早々に窓を防護してくれると約束してくれた。ありがたい。

小さいが強力なやつ。ようやく帽子を脱げるようになって一安心。

夜は近くのバーでWillのパートナーのお誕生日会があった。本日到着したアーティストたちも参加していたので、改めて自己紹介をしたり、みんなでオレオのアイスケーキを食べたりして終了。環境整備で終わった一日だった。

この日は気づいたら電気つけっぱで寝ていた。。。

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