Tuesday, December 13, 2016

心の友・ダイナーでひと息@Millbrook

心の友・ダイナーへGO!の瞬間
Wassaic に来てから早いものでもう十日。洗濯物もたまってきた。

車を持っているテレッサが、愛犬ベティを美容室に連れて行くというので、ついでに途中にあるランドリーに連れて行ってもらうことになった。マイク付きのヘッドフォンを探しているブレンダも参加し、着いたのは車で20分ほど走ったところにあるMillbrookという小さな街。テレッサは私たち二人を降ろし、二時間後に来ると言って去って行った。ブレンダは薬局へ。またあとでね〜。

私はというと、「街というからにはカフェくらいあるだろう。洗濯している間にカフェでコーヒーでも飲みながら書き物を。。。むふふ」などとブルックリン的に考えていたのだが、その街、どうも人影がない。アンティークなど高級店がぽつんぽつんと立ち並ぶ通りがひとつがらんとあるだけ。そうだった、ここは田舎だった。。。しかも田舎らしく、ランドリーは無人で両替できないし。うう。

通りにダイナーを見つけたので、そこでコーヒーを買って小銭を作り、なんとか洗濯物をまわす。戻ろう、ダイナーに。雪で地面はべちゃべちゃ、ブーツに水が入って来て、冷たい。。。

と、向こうからブレンダがやってきた。時は朝の10時ごろ。ふたりの目がきらきら。よし、ブランチに決定!

どこに行っても変わらない、永遠のダイナーフード。

実はダイナーがあったら絶対入ろうと思っていたので朝は何も食べなかった。ブレンダも同じことを考えていたようで、彼女はメニューを開ける前から注文を決めていた。スクランブルエッグにベーコン、ライ麦パンのトースト。いいね、それ。。。私は一瞬迷った。

週に一度くらいしか買い物に行けないので、ここ五日間ほど野菜不足である。が、ダイナーの席に座って真っ先に頭に浮かんだのはなぜか

「パンケーキ」

だった。
えっ。栄養的に、どうよそのチョイス?!それは、良くないのではないか?栄養とれないし、むしろ「損」なのでは。。。??

私はしばし考えた。でもやっぱり、

「パンケーキ食べたい!」

という心の声が聞こえる。。。というわけで、素直に心の声に従って注文した。

ダイナーでパンケーキを食べるのはかなり久しぶりで、ちょっとわくわく。しばらくして出て来たのは、分厚い皿にどかーんと乗っかった、これぞアメリカン・ダイナーフード!ダイナーって、アメリカの良心だよなあ、としみじみ思う。ダイナーのメニューにあるものは皆アメリカのソウルフードという気がする。
田舎のダイナーなので、本当に普通のパンケーキにコーンシロップだったが、これが染みるほどおいしかった。。。

心のチョイス、正解!!

二人とも、おいし〜〜〜以外はほぼ無言で完食。まだ十日しか隔離されてないのに、すでに外食がこんなに恋しいとは。。。毎日同じものは、やはり飽きる。

ダイナーはやっぱり大好き♡おしゃべりにも花が咲く。
テレッサが来るまでの間、ブレンダとおしゃべり。様々な制作活動をしているお姉さんアーティストのブレンダは、経験に則したアドバイスをしてくれた。どこに行っても思うのだけれど、アーティストってみんな本当に優しい。自分に向き合う大変さを知っているからかなあ。

しばらくすると、テレッサが迎えに来てくれた。爽やかな笑顔で車で送り迎えしてくれる彼女も、間違いなく優しい。ちょっと不自由な環境は、お互い助け合うことができる場でもあるんだな。わたしも人の役に立つことがあれば、すかさず助けたい。といっても特に役に立てることが今の所ないので、そういう時が来るのを虎視眈々と狙っています。。。

↓クリックよろしくだっぺよ♪
にほんブログ村 海外生活ブログ ニューヨーク情報へ

No comments: