アーティストレジデンシーとは、制作をするための合宿のようなもので、寝る場所と食事と制作場が与えられる。期間は二週間から三ヶ月、長いもので二年間。お金を払うもの、タダのものなど、主催の団体によって様々。普通は半年から一年ほど前に作品に基づく選考があり、人気のあるものは受かるのも一苦労なのである。
今回のレジデンシーは、ChaShamaという非営利団体がやっているもので、ニューヨークの北にあるPine Plainsという山の中にある。レジデンシーのテーマは、自然、調和、平和。近くのオーガニック農場で週に一回働くのが条件で、食事はそこで採れた野菜が中心という、まさに私にピッタリなレジデンシー!と応募したら、見事合格。晴れて初のレンジデンシーと相成ったのだった。
今回のレジデンシーは、ChaShamaという非営利団体がやっているもので、ニューヨークの北にあるPine Plainsという山の中にある。レジデンシーのテーマは、自然、調和、平和。近くのオーガニック農場で週に一回働くのが条件で、食事はそこで採れた野菜が中心という、まさに私にピッタリなレジデンシー!と応募したら、見事合格。晴れて初のレンジデンシーと相成ったのだった。
参加者は、私を含めて三人にスタッフが二人という超少人数制。一人にひとつバスルーム付きのバンガローが割り当てられ、食事は基本的には各自で好きに食べる。が、超少人数だからか、お腹が空くとみんな何となくキッチンに集まり、結局一緒に作って食べている。スタッフも参加者もフレンドリーで、いろいろな話を聞けて楽しい。そしてここのいかにもカントリーハウスな広々としたキッチンは最高。新鮮な食材が常にストックされ、コーヒーも豆から挽いて淹れる。人が循環するオープンなスペースで、窓から入ってくる風がとっても気持ち良い。まだ着いてから十日しか経っていないのだが、みんな最初から仲良くなったし、なんだかもう何ヶ月もここにいるみたい。
ちなみに合宿のメインテーマである制作のためのバンガローは別にあり、ひとり一部屋が割り当てられる。ニューヨークでの忙しい日常生活から離れて制作だけできる機会はなかなかないので、これは貴重な機会なのである。今回のテーマは自然。とりあえず、何かをざっくり始めている…とか言っているうちに終わりそう。ひい。
何かが出来ても出来なくても、来てよかった♬♪