Saturday, February 13, 2010

初ファッションショー!
















ファッションウィークなニューヨークである。で、昨日、生まれて初めてのプロのファッションショーに行ってきた。United Bambooという、日本人とベトナム人のデザイナーによるブランドである。友人が何やらチケットを手に入れたらしく、運良く回ってきた。ありがたーい。行ってみたかったのだ、ファッションショー!

わっくわくの初ファッションショーは、チェルシーのちょっと下の方で、朝11時から。取りあえず15分ほど前に行くと、既にそこには中くらいの長さの列が。待っているのはおしゃれな20代後半の男女。髪型から靴まで、普通にさりげなくかっこいい。こういう人たちは見ているだけで、服そのものよりもその人自身に対する気の使い方が参考になる。おしゃれな人たちに共通する「見られている」という意識。他人にどう見られたいか、どういう自分でいたいか、それがその人の見た目を作る。生き方や工夫も含めて、高い安いではない、ある服をどんな風に着るかだ。などと自分を慰めつつ待っていたら、横をモデルのタオがマネージャーらしき人とウサギのように会場に入って行った。背、たっか!やっぱりモデルは特別だなあ。

やっと会場である。チェックインすると、私たちは立ち見席であることが分かった。えー。ランウェイを取り囲んでいる白いイスの上に行儀良く並べられた資生堂提供のお土産、もらえないの。がっかり。しかし我々は比較的早くから並んでいたため、ラッキーなことに欠席者のイスをゲット。お土産なしの席だけど、立ち見よりいっか。ランウェイの真正面は取材班用である。カメラが30台くらい身構えている。でかい目の後ろにきゅうきゅうと隠れる大の大人たち。なんか笑える眺め。会場は関係者やモデルやバイヤーでいっぱい。一般客も立ち見席に詰めかけている。私の知らない有名人が写真を撮られているのを見たり、他の客の髪型や格好を判定したりしながら開始を待つ。結局始まったのは12時頃。青いビロードのカーテンの後ろからモデルが表れたかと思うと見る間に消え、次のモデルが現れる。一人あたり、20秒くらい?予想以上に短い。最初白人ブロンドのモデルが続いたところで、 アジア人ひとりが現れ、次にタオが続く。白人の中にアジア人がたまにいると、やはり目を引く。日本人を目玉に持ってくるこのモデルの配置の仕方は、同郷の者としてやっぱり嬉しい。タオの時はカメラのシャッターが一番多く押されていた。

ショーはあっさりと15分弱で終わった。こんなに短いもんなんだ。終わったら皆さっさとはける。あ、目の前のイスに持って行かれなかったお土産が。

スポンサーである資生堂の新色口紅二色セットと黒いプチケース。プラスチックの小さなバッグに入っていて、とてもかわいい。折角だからもらってきちゃった。ファッションショーも見られて、口紅セットももらえて、良い一日だった。たまにはこういう日もないとね。

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