▲部屋の外は雪景色
白い雪を見ていて思い出したというわけではないのだが、以前にもちょっと触れたヨーグルトについてまた書こうと思う。私は大のヨーグルト好き。なめらかでクリーミーなタイプのものが大好きだ。日本にいるときは、小岩井の生乳100%ヨーグルトという製品を、見かける度に買い込んでは、朝食のパンのお供に必ず家族とともに食べていた。アメリカは何となく乳製品が豊富と思い込んでいた私は、ヨーグルトもおいしいに違いないと決めつけていた。その証拠に、スーパーには何種類ものヨーグルトがずらりと並んでいるではないか。
どのヨーグルトがおいしいだろう?全てのパッケージをよーく吟味して、「クリーミー」とか「スムース」と書いてあるものを選んだ。嬉々として家に帰ってふたを開け、いざと一口。。。おいしくない。酸っぱすぎる。固い。(どこがクリーミー?)味気ない。と、期待していた味からかけ離れていたショックは大きく、とてもがっかりした。その後、何度も違う商品をトライしてみたが、全て同じ固めのタイプ。クリーミータイプを求める余り、一度「クリーム、オン、トップ」というのを試したら、これは固めのヨーグルトの上に、何と生クリームがかけてあった。二度ショック。
そんなこんなで一度はヨーグルト探検を中止したが、二年程前からギリシャふうヨーグルトがトレーダージョーズに現れ、人気を博しだした。友人に勧められてか何かで試したら、これは固めだがクリーミーで、今まで食べた中では一番理想の柔らかさに近かったので、しばらくこのギリシャふうに取り憑かれたが、このヨーグルトはかなり高く、毎日という訳にはいかないし、大体買いに行くと売り切れ必至だったので、そのうちやめてしまった。しかし、その後しばらくして再びヨーグルトが恋しくなった頃、ヨーグルト探しを再開し、ついに発見したのである、小岩井に最も近いヨーグルトを!
『ワラビー』という「オーストラリアふう」のこのヨーグルト、ちょっと柔らかすぎるくらい柔らかいが、それでもスプーンですくえる程の固さはある。何と言っても味が良い。小岩井ほど濃厚ではないが、あっさりとしていながら適度なこくがある。「普通」「低脂肪」「無脂肪」「バニラ味」などがあるが、断然「プレーンの低脂肪」をお勧めする。おいしくてつい食べ過ぎるので、脂肪分が低い方が安全だし、あっさりした後味がまた良いのだ。「無脂肪」は、味がなさすぎて食べる意味なし。以下は、このヨーグルトを使ったお気に入りの朝食。
▲黒ゴマバナナヨーグルトとうっかり焦がしてしまったパン
適当に切ったバナナを器に入れ、ヨーグルトをたっぷりかける。黒ゴマペーストを格子状にたらせば出来上がり。パンにつけて食べるのがおいしい。ふわふわの真っ白なヨーグルトの上に漆黒の黒ゴマペーストが広がり、つやつやぴかぴかと黒く光る様はほんとうに美しく、ついうっとりと眺めてしまう。栄養もあるし、美容にもいいし、お勧めの食べ方だ。
ちなみに、この日は近くのスーパーで買ったパンをトースターで焼いてみた。うっかり焦がしてしまったので仕方なく焦げを取ろうとゴミ箱を覗くと、そこにはルームメイトのSちゃんのやはり焦げたトーストを削った跡が。彼女はフィルムの勉強をしている学生で気も合うが、こんなところまで気が合わなくてもと笑ってしまった。同じ家に住んでいると何かしら似てくるものなのかなあ。
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