昨日は三月三日、ひな祭りだった。昔はよく母親に七段飾りを出してもらってたっけ。そんなことを考えながら、お雛様を描いてみた。久しぶりに七段の写真等見ていると、たくさんのお人形に大道具小道具は、出すのもしまうのも本当に大変そう。お雛様をかざってくれないとむくれたこともあったけど、仕事をしている母にとっては一仕事だったろうなあ。今更ながら、母上さま、ありがとう。
ちなみに私はお雛様やお人形さんたちよりも、むしろ小さなお膳や牛車など、道具類に興味があった。美しい漆器たちを見つめながら、自分の住んでいる世界とは全然違うまた別の世界があるということを、不思議に思いながらも楽しく眺めていたことを思い出す。
ところで、NYにいる私には、普段はひな祭りなどどこ吹く風。しかし今年は、母が新年早々送ってくれた小包みに、ひなあられが入っていた。私はそれをこの日の為にずっと取っておいて、やっと昨日友達と食べた。待望のひなあられは、かわいくて、甘くて、なんだかちょっとしけた味がした。
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