Wednesday, December 30, 2020

<スペイン旅の記録>サンセバ&ビルバオ3日間〜その5(ついにサンセバ!)


最寄りの駅から、電車で数駅。ついにやってまいりました、
サン・セバスチャ〜ン!!

市街地には、たくさんのお店やレストランが立ち並ぶ。立派な教会も!

大きな公園は、見たことのない細くて柔らかそうな葉っぱの美しい木々と色とりどりの花で飾られている。

手入れが行き届いていて、すっごく綺麗。ベンチまでおっしゃれ!さすがスペイン!

ベンチに反応。いちいちおしゃれ。。

写真を撮り合う会。

公園を堪能した後は、いよいよグルメの街角へ!!


↓いざ!!

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Monday, November 9, 2020

<スペイン旅の記録>サンセバ&ビルバオ3日間〜その4(今日の宿・Errenteria)



オンダリビアからバスに乗り、町から町へ、ごとごと揺られて約2時間(くらいだった気がする)、Errenteriaに到着!
まるで日本の田舎みたいにのんびりした雰囲気
ショーウィンドウに飾ってある服の古臭い感じが、なんだか懐かしいぞ。
ここにairB&Bでらいおんが予約してくれた今日の宿があるのだ。

焼き付けるような日差しの中、駅から坂道を登って、15分ほど歩くと、古い集合住宅地が数棟立っていた。宿を貸してくれる人と、ここで2時に待ち合わせ。何とか間に合った。

しかし、待ち合わせ時刻を過ぎても、貸してくれる人と連絡が取れない!ブザーを鳴らしても応答なし、電話をしても出ない、テキストのメッセージにも返事がない。

ま、まさか、今日の宿、、、なし!?



やきもきすること20分ほど、やっと相手から返事が!ああ良かった。現れたのはカーリーヘアの麗しい黒人女性。なかなか出なかったのは、家主であるその彼氏が、出張で留守にしていて、取次がうまくいってなかったからみたい。

2BDの一室に、シングルベッドがふたつ並んでいる。窓が大きくて気持ち良い。キッチンは細長く、なんかオシャレ。この一室を素性の分からない旅人に貸して、自分は隣の部屋に住むって、なんか大変そうな生活だなあ。

連日の疲れが出たのか、りーぬ、しばしベッドの上で死亡。らいおんに起こされて何とか起き上がった。ここで寝ているわけにはいかないのだ。そう、ここは単なる仮の宿

我々の、
サンセバ(サン=セバスチャン)でピンチョスを食べ歩くためだけの旅は、いま正に始まろうとしているのだ!
さあいざ、夢のサンセバへ参ろうぞ!!

疲れた体に鞭打って、ふたりは身支度を整え、最寄りの駅へ向かうのであった。

↓つづく。
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Tuesday, October 20, 2020

<スペイン旅の記録>サンセバ&ビルバオ3日間〜その3 オンダリビア後編

 

オンダリビアの街は、ほんっとーに可愛かった!!

道路にはレンガが敷き詰められていて、中世のような雰囲気。そして一軒一軒の家が、まるでシルバニアファミリー!カラフルな色使い、木を多用した建築、白い壁。ほんとに人が住んでるの!?と思ってしまう。どの家も植物や花でベランダや窓をいっぱいに飾っているのだが、それが超絶かわいいのだあああ!

まだあまり人気のない街を、我らはカメラ片手にゾンビのように徘徊した。


暗くて細い路地に迷い込むと、なにやら道端で野菜を広げているおばさんが一人。スペインの行商?珍しいので小さなトマトをふたつ買ってみた。2ユーロ。オンダリビアのトマトなんて、ここでしか買えないよ!ラッキー!

となりの大通りに入ると、なんと大きな野菜市が立っているではないか!トマトもバリバリ安い!大きい!なんだか狐につままれたよう。さっきのおばさんが妖精だったように思えてきた。

ここでカフェを発見。よし、朝ごはんNo.2だ!

お菓子屋さんが隣接したカフェで、美味しそうなケーキもたくさんあったのだけれど、ここは普通のメニューで行こう。壁にかかった写真の品を注文。すなわち、カフェオレに、ブリオッシュのトーストにジャムを塗ったものと、ハムチーズクロワッサン。

甘い!でかい!とってもふつーだが、雰囲気でうまい!

この店は、いかにも地元民という感じの人たちで溢れていて、すごい活気だった。今思えば、こういうことひとつひとつが、とても贅沢な体験だったのだなあ。しみじみ。


この後、市場をぶらつき、地元産のビールとピンチョスを堪能してから(地元のラグビー団体が売っていた)、今夜の宿がある街へと向かったのだった。ありがとう、オンダリビア!

↓良いところでした!
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Tuesday, October 6, 2020

<スペイン旅の記録>サンセバ&ビルバオ3日間〜その2 オンダリビア前編

ふたつの国をまたいで昇る朝日。泳ぐおじさん。

2019.09.14 Hondarribiaオンダリビア)

飛行機はサンセバスチャン空港に到着。小さくていかにもローカルな空港という感じが良い。きれいに整備されていて、どことなくリゾートっぽいリラックスした雰囲気。

早速、らいおん推しの「白くてすっごいかわいい街」に向かう。空港前のバスに乗って数分後、いかにも田舎感あふれる街の入り口が見えてきた!

時刻は朝8時すぎ、そろそろ日の出の時刻。街は人影もなくひっそりしている。朝露に濡れて、まだ眠りの中という風情。我々はとりあえず近くの海岸を散歩することにした。

朝の空気はすがすがしく、海の水は透明で、とても冷たい。
フランスとスペインにまたがる海から出てきた強烈な日の光は、何の遠慮もなくまっすぐに体を射抜いてくる。

地図を見ると、近くにビーチがあるらしい。そこを目指して、海岸をぶらぶら歩いた。右には照りつける太陽とぎらぎらした海、左には見知らぬ街の道路。数時間前まではバルセロナにいたことが不思議に思える。更にはその前にニューヨークにいたこともまるで夢のようだ。

歩いてもちっとも変わらない景色のためか、何だかとても長いこと歩いた気がする。このまま永久に着かないのではと思い出した頃、ようやく海水浴場の入り口に辿り着いた。

長いボードウォークと、砂を落とすための水場。トレーニングウェアに体を包んだ黒い肌の親子が、颯爽とストレッチをしている。ビーチは人工的に作られた感じだが、かなり広い。海が真正面に見える浜辺に着いて、やれやれと腰を下ろした。海から吹いてくる潮風が気持ちいい。砂浜に座って、ただ海を眺めるだけの、贅沢な時間。

私はやおら靴を脱ぐと、砂に裸の足をうずめ、さらさらした砂の感触を味わった。勢いづいて立ち上がり、波打ち際まで。打ち寄せる波に、思い切って足を浸した。うおー、冷たいっ!シャンパンのような白い泡、砂の中にみるみる沈んでいく足。どれだけ見ていても飽きない楽しい遊び。
それからまた浜に戻って、らいおんと二人、しばらく海を眺めていた。ぽつりぽつりと地元の人がやって来る。とても真剣に泳いでさっと帰る若い女の人や、でっぷりとしたお腹を出して湯に浸かるように泳ぐおじさん。海のある暮らしを楽しむ人々。そしてそれを眺めて楽しむ旅行者ふたり。

すっかりお日様が昇り切ると、我々はもう目覚めたであろう街へ引き返し、散策をすることにした。

↓さてさて!どんな街だろう?
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Saturday, September 12, 2020

久しぶりーぬ。

こんにちは。

りーぬです。

生きてます。

まだ日本です。


日本暑くて、ちょっととけとりーぬ。

予想外の出来事が起こりすぎて、これからどうなるのか全く分からない2020年。。。

ニューヨークにはいつ帰れるのか??

ま、なんとかなるさっっっ。

↓次回からは引き続きスペイン旅行をお楽しみください。
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Tuesday, April 21, 2020

<スペイン旅の記録>サンセバ&ビルバオ3日間〜その1


スペインも四日目の、2019年9月14日。
せっかくなので、バルセロナ以外の都市にも行ってみたい!

というわけで、らいおんのツアー企画

『スペイン美食の旅★サンセバとビルバオを巡る!夢のピンチョス万歳ツアー』

の始まり始まり〜♪


この旅の目的はただひとつ、

「バスク地方のグルメなピンチョスを食べ尽くす!」きゃ〜!!

らいおんは常々、
「わしはその昔、サンセバスチャンとビルバオで出くわした豪華絢爛なピンチョスの群が忘れられなくてのお。。」
と語っていた。
サンセバスチャンとビルバオとは、スペイン北部のバスク地方にある街の名前。ピンチョスというのは、スペインの海の幸山の幸を串刺しにした一口サイズのオードブル料理のことらしい。
そんなすんばらしいものになら、いつかぜひ私も度肝を抜かれてみたいものだと思っていた。大体、バスク地方という音からして、何やら非常に美味な響きがするではないか。案の定、スペインで美食の街と問えばバスク地方と返ってくるというほどグルメな土地らしい。それはぜひとも行くしかない!らいおんも、もう一度度肝を抜かれたいということで、両者の意見が完全に一致したのであった。

***

当日、朝4時起き(らいおんはこの旅のために有給を取った)。まだ外は真っ暗。ルームメイトを起こさないように、こそこそ支度。家の前で5時頃の深夜バスに乗る。って、スペインのバス、めっちゃ綺麗じゃん!超新しいし!!古くて汚いのって、やっぱりニューヨークだけ!?(最近は段々新しいバスになってきているが。。)
しかも若い人で思った以上に混んでいる。みんなこんな朝早くからどこ行くの〜〜??(←お前もな)

大きな駅のロータリー近くで降り、El Plat 空港行きのバスを待つ。スーツケースを持った人々がやはりバスを待っている。街はまだ暗いが、どこかからりと明るく乾いている感じがする。街もラテン気質なのかもしれない。

バスが次々とやってくる。そのうちの一つに乗り、空港へ。

朝のEl Plat 空港は人でごった返していた。6時半ごろの搭乗時刻まで少し時間があるので、朝ごはん!どこのお店も並んでいる。特に美味しそうに見えたサンドウィッチ屋さんの長い列に加わり、少しずつ進みながら色とりどりのお洒落なサンドウィッチに幻惑される我々。。スリリングな楽しいひと時だ。イベリコ豚の生ハムのバゲットサンドと、クロワッサンのハムエッグサンドをシェア。グルメな旅はもう始まっているのだ♪♪見た目に反して味はフツウであった。オレンジジュースは美味。ささっと食べ、出発ゲートへ向かう。

出発ゲートは、ぎゅうぎゅうの長蛇の列!無事に持ち物検査を終え、搭乗口まで延々と歩く。El Plat 空港、大きいなあ。
搭乗口の前のベンチで、シャトルバスを待つ。20代くらいのアジア人女性とスペイン人女性がやはりバスを待ちながら盛んに話をしている。しばらくすると、シャトルバスがやってきた。私たちの後から、さらに5〜6人の若い男女が乗り込んできた。バスは滑走路へ向けて出発。7分ほど走ったのち、バスは止まった。
バスを降りると、我らの小型飛行機(小さっ)が、夜明け前の群青色の空を背にして待っていた。テロップを登る。西の空には、大きな黄色い満月が静かに光っているのが見えた。席がそこそこ埋まると、おもむろに扉が閉まり、飛行機は滑走路を走り出した。離陸。場内アナウンス、機長のあいさつ等。

離陸後、ほとんどの乗客は眠りに落ちたようで、機内は静かである。私は途中で目が覚め、窓の外を見ていた。飛行機は夜と朝の狭間を飛んでいく。雲の層が、薄い茜色と水色の無限のバリエーションに染まっている。下を見ると雲間からは緑の森が延々と続いているのが見える。私はいったい今どこにいるのだろうと、一瞬不思議に思った。
「私は今、スペインの空の上にいて、夜が開けていくのを見ているのだ。」
旅をしていると、日常の空間から体ごと切り離されて、時の狭間に放り出されたような気になることがある。自分という個体の存在の不確かさが、より一層迫ってくるように思われる。今ここにいる自分とは一体なんなんだろうと考える。しかしいつでも答えは出ない。それでもたぶん、一生をかけて考えていく問いなのだ。

約一時間半の飛行の後、飛行機は朝の光を受けた青い海の上をゆるやかに旋回しながら下降して、ゆっくりとサンセバスチャン空港へ到着した。まるで海に着水するかと思うような長い飛行。今思い出しても、この海上飛行は夢のような美しさを持って胸の中に残っている。


飛行機の窓から見た海上飛行のようす

「あそこに見えるのが、フランスだよ!」と、らいおん。
時刻は朝の8時前。私たちはスペインとフランスの国境近くにいるのだった。

↓グルメな旅の始まり!
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Wednesday, April 8, 2020

バルセロナ!あっぱれグルメとガウディの旅!その11

バルセロナ3日目後半。

その後は、この日の目玉!ガウディ建築の世界遺産のひとつであるカサ・バトリョを見学(チケットはオンライン購入で、訪問時間も予約する)。

海をモチーフにしたと言われるメルヘンちっくな建物に、テンション上がりまくり!カラフルでとっても楽しい上に、ほぼ曲線で出来ている摩訶不思議な家。貝殻に乗って旅をしているような気持ちになる。実際に住んだら毎日どこかにトリップしそう。

画面に入りきらないカサ・バトリョの前で。どことなく海っぽい。


その後、モンジュイックの丘に登って、夕暮れのバルセロナを一望。あーー気持ちいい!!夏の空気が清々しくて、すっごくすっごく綺麗。海があって、山があって、なんて良いとこなんだろう!バルセロナ、あんたは最高だーー!!

気持ちの良い日没。しかし、それだけにしてはやたらにカップルが多い。そしてみんな明らかに何かを待っている様子。訊いてみると、なんと公園で噴水ショーがあるという。丘の上から見ると、人の波が噴水のまわりに押し寄せるのがよく見える。私たちも丘を降り、人で溢れかえる噴水付近へ、いざ突進。夜のとばりが降りる頃、大音量の音楽とともに、おもむろにショーは始まった。

ショーはかなり大掛かりなもので、1時間半以上も続いた。売店で売っているビールを飲みながら、大勢の人達と一緒に、カラフルな光と音楽の洪水に圧倒される。もちろん前後左右に気を配り、スリに気をつけながら。

テクノロジーの進化を感じさせる噴水ショー!
ショーは圧巻!観客はみな盛り上がって、大成功!夏の間は毎週末やっているらしい。
らいおん「知らなかった。。。」
おいおい。ま、そーいうもんだよね。笑

ショーはまだ続いていたが、混雑を避けるために先に帰ろうと、私たちは駅へ歩き出した。5分ほど経った頃だろうか。それは一瞬の出来事だった。

( ジーッ。)

ん?ジッパーを開ける振動?

ハッと振り向くと。。。


がーん!!

なんと、歩きながら背負っていた(油断した!)バックが開けられており、底の方に入れておいたパスケースが盗られていた!!その間、わずか3秒ほど!!ふわふわしてたら、きっちりやられた。一瞬の気の緩みを見逃さない、これは間違いなくプロの仕業!(に違いない。)

スペイン、、、ある意味ニューヨークより怖いかも。きっちりスペインの洗礼を受けてしまいました。
これにより、NYIDも紛失、シティバンクのデビッドカードも使えなくなってしまったのだった。泣

↓3日目で大打撃!涙
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Thursday, April 2, 2020

バルセロナ!あっぱれグルメとガウディの旅!その10

*注:これは2019年9月13日の話です。

バルセロナ3日目。

午前中は、一人でピカソ美術館へ。チケットは事前にオンラインで購入したのを見せるだけ。チケットをオンラインで取るのは、確かに並ばなくていいんだけど、何か味気ない。チケットが手元に残らないのも寂しい。と思うところに、ちゃんとミュージアムショップが配置されている。くうう。手の上で転がされてる感がすごい。

ピカソ美術館は、修行時代の作品が豊富で(えっこんなの作ってたんだ!的な)、映像や陶芸作品、晩年の写真とのコラボ作品など、広くはないけど楽しめる良い展示をしていた。
それにしても、ピカソが幼少の頃タンバリンに描いた絵がうますぎた。

前述のミュージアムショップにて、まじで悩む。

結果↓
ピカソTシャツを2枚お買い上げ。コーヒーカップはグッと堪えた。

アパートに帰り、仕事から帰ってきたらいおんと合流。そこへ、
らいおんのルームメイトであるアントニオが出張から帰宅。話に聞いていた通り、背が高くて激カッコいい!
ラテン男子らしくランチに誘ってくれたが、スケジュールがぎっしりすぎたためやんわり断り(すまぬ)、そそくさと家を出て行く私たち。愛想もくそもない日本女子二人であった。

まず、らいおんがどうしても見せたい!と言った旧市街地であるゴシック地区をうろうろ。古い建物が密集していて、まるで迷路!

とつぜん現れた大きなネコと戯れたり、

マーケットをチラ見したり、

革製品のお店でバッグを買うか迷ったり。


サイズ感このくらい。*危険なので背中に乗らないように!

その後、ガルシア地区のバルにて遅いお昼。有名店らしく、ゴージャスなアジア人美女らが目についた。タラやステーキなどの凝った
高級タパスを堪能!

↓3日目前半終了。
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Tuesday, March 17, 2020

バルセロナ!あっぱれグルメとガウディの旅!その9


4。らいおん一推し!ローカル大人気バルにて奇跡のタコ・ガルシア風。

ライオンの大好きな老舗バル。推しメニューを注文してくれたのだが、その中で最も印象的だったものが、「タコのガリシア風」ポルポ・ア・ラ・ガレーガ。どんな料理かと言うと、

スパイスで味付けされた茹でタコが、マッシュポテトの上に乗っている。

という至ってシンプルなもの。なんだけど、侮るなかれ。一口食べれば、はああそれだけ嘘でしょおお!?!と思わず叫んでしまう、超絶美味なタコ料理なのであーる!

タコは噛んだ瞬間ほどけるかの如くにやわらか〜く、塩とパプリカとオリーブオイルと共に口の中でダンスする。断言するが、こんなに美味なタコ料理はこれまでの人生で食べたことがない!!口中はまさに衝撃の嵐。今ではスペインと聞くと条件反射で「タコのガリシア風」と唱えるようになってしまった。

混み合うバルを出たのはもう23時近かったと思う。
そんなこんなで、ようやく2日目が終わったのでした。

↓このタコのためだけにまた行きたい。
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Tuesday, March 10, 2020

バルセロナ!あっぱれグルメとガウディの旅!その8

二日目、サグラダファミリアの後。

1。仕事から戻ったらいおんに会うまでがドラマ。
*ポケットwifiは絶対に必需品です。←なかったため連絡が取れず、タクシーで家に帰り連絡するはめに。エネルギーとお金を盛大に使った。

2。らいおん一推しのパエリア屋さんでパン・コン・トマテ(正式版)と、パエリア2種。
↑パン・コン・トマテを「正式に」作る、らいおん。

*パン・コン・トマテは、カリッカリに焼いたパンに、生のガーリックと完熟トマトをこすりつけ、仕上げにオリーブオイルと塩をふりかけた、激ウマ激安庶民の味方な食べ物である。

↑パン・コン・トマテの仕上げをするらいおんと、パエリア2種(一人前がでかい)

3。グラシア地区をうろうろ。ローカルな地ビールのバーに入ってみる。
グラシアにあるマイクロブリュワリー。アメリカと同様、スペインでも小さなビール醸造所が流行っているらしい。このお店ではアメリカの地ビールもたくさん売っていた。
La Cerversera Artisana https://lacervesera.net/en/

(つづく)

↓一日が長いー!
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Saturday, February 29, 2020

バルセロナ!あっぱれグルメとガウディの旅!その7


サグラダファミリアの中に入ると、またまた驚いた。
そこには静寂と光に満ちた世界が広がっていた。豪華な装飾ですみずみまで飾られた生誕の門とは印象が180度違う。その落差にビックリ。
装飾は最小限に抑えられており、骨のようにスッキリとしたモダンな造りで、視覚的にも静けさが表現されているように見える。天井はまさしく天に届くかと思うほどに高く、瞑想にはもってこいの場。ここでミサなんてやったら、あっという間に天国へ行けそうだ。

ちなみに協会の中央部には、瞑想者のための祈りの場が設けられており、観光客もベンチに座ってお祈りをすることができる。もちろんりーぬも座ってみたが、あまりにも上がってしまったテンションを抑えることができず、ふわふわして祈りどころではなかった。

協会内部は白が基調で、ステンドグラスを通した光がそこに色を加えていく仕組みになっている。朝のすがすがしい青から緑のグラデーションに始まり、夕方の黄色から赤のグラデーションで夜へと向かう。太陽の位置の変化とともに、協会内部の色合いがどんどん変化していく。もちろん天候によっても光の加減は変わるから、いつ訪れても一日として同じ色合いを見ることはないだろう。まるで人間のようではないか。

裏門に当たる受難の門は、ガウディの死後、彫刻家ジョゼップ・マリア・スビラックスが担当した。これも全然雰囲気が違う。直線的にデフォルメされた抽象度の高いキリスト像で、解釈の違いが面白い。他にも日本人建築家である外尾悦郎さんが担当した果物の塔や蔦で覆われた門など、見るところがたくさんあって、時間がいくらあっても足りないよ〜。

あっという間にらいおんとの約束の時間になってしまった。私はすっかり気に入ってしまい、帰国前にまた見に来ることを心に誓い、サグラダファミリアを後にしたのだった。

↓すごかったなあ〜〜!!
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Tuesday, February 4, 2020

バルセロナ!あっぱれグルメとガウディの旅!その6

バルセロナ二日目は、バルセロナと言えばここ、建築家ガウディの教会サグラダファミリア

入場するのにオンラインでチケットを事前購入しなければならない。って、前日に知ったわい!
*ここです→https://tickets.sagradafamilia.org/?lang=en

予約サイトを見ると、入場制限があるため、次の日の一番安いチケットは既に完売!うへー!完全に売り切れの日も続々。旅行が決まったらまずチケットを購入しておくことをオススメします。。

で、少し高いけど音声ガイド付きの午後1:00の入場チケットを購入。ちなみに入場時刻にいないと無効になるらしい。おお怖。

翌朝、らいおんは仕事へ。サグラダファミリアまでは歩いていけると言うので大体の道を聞いておき、携帯でスクショした地図を見ながら2時間前に出発。途中でファーストフードカフェで朝ごはんしたり、本屋さんに入ったり(日本のアニメに特化した本屋さんやフィギュアの店を発見!ほんとに人気だなあ)していたら、なんだか全然間に合わなそう!結局途中からタクシー。笑

車はほんとにここらへん?っていうくらいの街中を行く。道路が混んでいて時間がかかる。う、間に合うかなあ。。ぎりぎりだなあ。

ようやく着いた。タクシーを降りて、空を見上げたら、、、



どぅおでかっっっ!!!

お口あんぐり。。。
大きすぎて、頭を上下左右させなければ視界に入り切らない。。。!!!

建物の壮大さと石細工の精巧さは筆舌に尽くし難く、テレビや写真のイメージで作られていた私の「サグラダファミリア」像をはるかに超えていた。びっっっっくりした。
正面玄関側の壁を飾る彫刻群は、情報が多すぎて、いくら目を凝らしても焦点が合わず何を見ているのか分からなくなる。
こんなにお口あんぐりして絶句するほどバカでかい建物だとは。。。それを人間が構想し、何百年もかけて実際に作ろうとしているなんて、ほとんど信じられない。馬鹿みたいに純粋な野望がなければ、こんなのできっこない。

その突拍子もなく純粋な野望がすがすがしくて、思わず笑ってしまった。そして、体の奥からぞくぞくぞくっと鳥肌が立った。感動ってこういうことを言うんだった。建築を見て笑ったのも、鳥肌が立ったのも、初めての経験だった。

↓やっぱ実物は違うわ!!

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Thursday, January 30, 2020

バルセロナ!あっぱれグルメとガウディの旅!その5

Cavaで初乾杯@バルセロナ

バルセロナ一日目は、かねてからのお楽しみ、「バル巡り」!!


バルとは、小皿料理を出すちょっとした飲み屋のこと。このために来たと言っても過言ではないぞよ!楽しみだなあ。

夕方6時前。空はまだまだ明るく、昼間のよう。バルセロナは海にも近い。海の方にらいおん一押しのバルがあるということで、いざ行かん。家の近くの公園(Parc de la Ciutadella)を通ると、園内の遥か彼方に巨大なステージが設置されており、たくさんの人が集まっている。今日は何かのお祭りらしい。公園内の歩道には白いテントがずらりと並び、カタルーニャ地方の特産品などをこれでもかといわんばかりに売っている。様々な種類のサラミのテント、パンのテント、甘そうなお菓子、オリーブ、ワイン、チーズ。。。これからご飯に行くというのに、どれもおいしそうで、ついつい味見。サラミ、うまっ!!チーズ、おいしっっ!!あ、味見だけです、ごめんなさい。。

地ワインのテントでは、らいおんが「あっ、Cavaがある!これ美味しいよ!カタルーニャの特産だよ!」と叫ぶではないか。ううむ、それは飲まねばなるまい。一杯ずつ購入。たしか3ユーロくらい。シャンパンみたいで、非常に美味。しかもこの爽やかな気候の元での乾杯。すでに最高じゃ!

公園を出て、古い街並みに入る。ピカソ美術館の周辺という。迷路のように入り組んだ石造りの建物は歴史そのものみたいに古い。そのところどころに小さな洋服屋さんや雑貨屋さん、レストランやバーがあり、ふつうに部屋を借りて住めるらしい。らいおんの友人で住んでいる人の家賃は8万円ほどとか。スペインの物価を考えると決して安くないようだ。

そこも抜けると、なんとなく開放的な感じのエリアに来た。海が近いのは空気で分かる。この辺りにらいおんの目指すバルはある。「ここのお肉の料理が超美味しいんだ!絶対に食べてほしい!!ここ!あ、あれ。。?!」

お店、しーん。そして、暗い。まさか、、、

「二週間ほどおやすみです。」

ガーン、まさかの夏休みぃ〜〜!!無念!

仕方なく近くにある他のバルに行く。ここも人気店で、満員。


ビールを飲みながら待つ。40分ほどで、ようやく席が空いた。
で、らいおんのオススメをもとに、いろいろ頼んだら。。。

こうなった。
ここはシーフードの揚げ物が人気らしく、どのテーブルもフライの山!である。たしかに美味しいのだが、思った以上の倍ほどのボリュームで、一通り食べたら、もうお腹いっぱい!バル巡りなんて、とんでもな〜い!!

結局このお店だけで今日は終わり。頼みすぎた。笑

バルセロネータの海。
バルを出ると、さすがに真っ暗。海岸に寄って、月明かりに照らされた海を眺める。小さなビーチには、まだ人がぶらついている。手のひらに乗りそうなこぢんまりした浜辺で、とても気に入った。夜でも人がたくさんいて、治安も良さそう。いいとこだねえ、バルセロナ。窓が全開のカフェでコーヒーを飲んで、帰ってきた。おつかれ〜!
↑帰り道で見つけた古そうな遺跡は、古代ローマ時代のもの。古さがハンパない!

↓そういえば昨日から寝てない。
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Sunday, January 26, 2020

バルセロナ!あっぱれグルメとガウディの旅!その4

バルセロナ市内をあるく。空が青くて気持ち良い。

バルセロナの電車は、新しくてきれいであった。やはりニューヨークが特別汚いのだろうか。スリが超多いらしいので、バッグを前に抱えて警戒しまくる。らいおんの話では、スーツケースを横に置いて後ろを振り返った瞬間に全て持ち去られてしまった友人もいたとか。。(しかも彼女は2度も同じ被害にあったらしい。くわばらくわばら。)



Sants駅で乗り換え、Arc de Triomf駅で下車。らいおんの住処である。Arc de Triomf」はスペイン語ではなく(スペイン語では Arco de Triunfo)、バルセロナのあるカタルーニャ地方の言葉であるカタラン。カタルーニャ人は1479年にスペインに統一されてしまってからも独自の言葉と文化を守りぬき、スペインからの独立を切望しているが、まだ果たされていない。
らいおんによると、バルセロナの看板や表札などはその多くがカタランで表記されており、独立運動も盛んという。一言で「スペイン」と言ってもその言葉の周囲には、「スペインである」ものや、「スペインでありたくない」ものが、歴史の怨念を背負ったままグラデーションのようにひしめいている。旅行者が片手に持つ薄っぺらな地図一枚の奥にレイヤーのように重なった、途方もない時間の厚み。この地図はこの土地を理解するための、ひとつの手がかりでしかない。

駅を出ると、郊外の団地のように拓けた通りがあった。街路樹が大きくて、風がさわやか、どこか南国のような突き抜け感。日差しが強くて大変らしい。連なったアパートのベランダの壁は通りに対し斜めの角度がついており、日差しを極力室内へ入れない工夫がされているように見える。

らいおんの家は、住宅街にあるアパートの5階。で、こういう時に限ってエレベーターが故障中!あるあるすぎる。スーツケースをえっちらおっちら運んでいくアジア人女二人。人生は美しき哉。



大変な思いをして、ついにアパートに到着。ドアがやたら重く、無造作に閉めるとものすごい音がする。ドアノブがまた面白く、なんと扉の中央に付いているのだ!しかも非常に大きく、とても持ちにくい。開け閉めの効率が悪そうな造りを不思議に思う。
家主のアントニオは出張中。リビングの大きなソファに居候させてもらう。ありがたい。開け放たれた大きな窓から風が通り抜けて、気持ちがいい。
らいおんの部屋は、聞きしに勝る小ささ(家賃を聞いて納得)。気も遣うようだが、家主と他のルームメイトと三人での共同生活は、なかなか楽しそうである。

ルームメイトのピラールが部屋から出てきて挨拶してくれた。優しそうな南米出身の40代女性。スペイン語を学びながら仕事を探している。姪っ子もバルセロナにいるらしい。南米のスペイン語圏の人はスペインに移住しやすいようで、人口も多いとか。アジア人では中国人がたくさん住んでいるようだ。

荷物を置いて着替え、さっそく夕方のバルセロナに繰り出した二人であった。

らいおんのアパートの廊下。5階は遠い。

↓数日間、お世話になりまーす!

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Friday, January 24, 2020

バルセロナ!あっぱれグルメとガウディの旅!その3

バルセロナの空港から市内に行く電車は、段差がすごいので注意。

まずは滞在先である、らいおんちへGO!

空港の駅にて、市内へ出る電車に乗り込むべし。まずは切符を買うべし。

り「クレジットカードで買える?まだユーロ持ってないんだ。」
ら「もちろん、買えるよ!」

よかった〜。そそくさと切符販売機へ向かう。あれ?クレジットカード挿入口に、テープでべったりと白い紙が貼り付けてある。か、カード、不可?ていうか、紙で阻止!?となりも、そのとなりも同様。うむむ。「これがウワサのスペインか」と、なんとなくナットク。色々と「使えない」とは聞いていたが、どこか人間臭いその使えなさに、困りつつもちょっとほっこり。のっけからいい味出してるぞ、スペイン。

ら「ちょっと待って、空港から市内までの切符って、共通パス(10回乗れる)の範囲内じゃなかったっけ。ここで買えるのかな。確かめてくるね。」

らいおんは、ヨイヨイしている風情の係員のおやじさんを捕まえて、スペイン語でわいわい話している。しかし一向に要領を得ない様子。使えるんだか、使えないんだか、買えるんだか、買えないんだか。そんな簡単なことがなぜすぐ分からないのか不明なところが、高レベルのいい加減さを醸し出しており、なんだか売れない漫才を聞いているようにまったりしてくる。いいとこだな、スペイン。



白熱の議論の末、「共通パスはここでは使えないし買えない」とおじさんは断言。その迫力に押されて一回券を買いそうになるらいおん。ほ、ほ、ほんとかー!?りーぬの野生の勘、発動。

り「他の人に訊こう。」

で、別の係員に訊いたところ、あっさりと共通パスは使えるし買えると教えてくれた。あ、危なかった。窓口にてクレジットカードで無事購入。(€11くらい)

らいおんによると、あの手の自信たっぷりな「ポンコツ」がスペインには多いと言う。しかし旅人の目からすると、彼らは人の役に立つか否かという余りに一面的な現代的物差しを軽々と越えたところにまるで銅像のようにそそり立つ、愛すべき人格を備えた人々であるようにも思えてくる。。完全に気のせいかもしれないけど。

とにかく、すでにかなり面白いのである。

↓まだ着いて一時間くらい。。

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Monday, January 13, 2020

バルセロナ!あっぱれグルメとガウディの旅!その2



初スペイン!テーマはズバリ、「グルメの旅」

なぜなら、私に負けず劣らず、親友・らいおんも食べることが大好き♪
ラインで電話をする度に、「君がもしもスペインに遊びにきたら、絶対にバル巡りをしよう!!」と、常々私を洗脳していたのだった。
まさか、本当にそんな日が来るとはねー!夢のようだよ、ほんとに。

ニューヨークからスペインへ向かう飛行機は、ニューアーク空港からのフィンエアー深夜便。ゲート前の広場は搭乗を待つ人で溢れていて、ちょっとびっくり。
で、七時間ほど機内でうとうとしていたら、あっという間にバルセロナ。地球、ちいさっ!と錯覚してしまいそう。

空港にて。



ついにらいおんと、5年ぶりの再会!!
友よ、元気だったかーーー!???

いつもラインで顔見てる分だけ感じる違和感。実際の顔と画面越しの顔とのギャップを脳が高速で擦り合わせている感じがした。

この、直に顔を見て話す時の情報量の違いよ!テキストもテレビ電話もかなわないんだよねー、やっぱり。

スペインの強い日差しに溶け込むように日焼けしてなんだか逞しく見える友の後を、ひたすら付いていく私であった。

↓ついに来たっぺよー!
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