時差ボケ回復期の大事な睡眠中のある夜、不穏な音で目を覚ました。
!!ブウーン!!
すごい音でした。 |
。。。。。。11月に、蚊かい!!
しかも、生まれたばかりのように若い音である。鋭利な刃物をつきつけてくるような、新鮮で明確な意思の音。素速く、獲物を確実に捕える気で満ちている。
そんな危険きわまりない音を聴いても私はまだ半分夢の中。
むにゃむにゃむにゃ。。。
すると、急に鼻の頭がムクムクムク…と、まるで音が空中に立体化せんばかりに膨らんで来た気がした。
…えっ!!
あわててベッドから飛び降り、電気をつけ、鏡をのぞくと。。。
果たして、そこにはいつもの倍ほどに膨らんだ真っ赤な我が鼻があった。ひどーい!こんなとこ刺さないでよー!!泣
果たして、そこにはいつもの倍ほどに膨らんだ真っ赤な我が鼻があった。ひどーい!こんなとこ刺さないでよー!!泣
やられました。 |
虫さされ用の軟膏をつけ、仕方なく寝た。翌朝には腫れは引いたものの、刺された箇所は四日ほど経ってもまだまだ赤い。うう。
それ以来、夜になると奴との戦いが始まる。二度、もう少しで掴むところだったのだが、惜しくも逃げられた。くそう。
でたらめにパンチしてもダメですね。 |
一日開けて刺されなかったので、どこかへ行ったか力尽きたかと安心して寝ると、その翌朝は新たに四ヶ所 in 顔面。。。ひいい。
しかし私は思った。
「生きてたのか、お前…。」
ちょっと共存している感じが良いかも。
その直後、手にも二ヶ所新たに刺された箇所を発見。これは腫れて非常にかゆい。顔の新たに刺されたところはもはや腫れは出ず、ただ赤い点が増えるのみである。一度刺されて抗体が出来たのか。強いな、人間も。
今夜は布団を頭まですっぽりとかぶる籠城作戦でいこうと思う。
蚊もそんなに長く生きられるわけではないのだし、できたら殺されることなく生を謳歌してほしい。。でも刺さないで欲しい。。。
複雑な夜です。
No comments:
Post a Comment