Saturday, October 15, 2011

ギャラリー巡り in Paris

パリのギャラリーを巡ってきました。

「パリは保守的で現代アートはない」「ギャラリーもない」など、現代アートに関してネガティブな意見ばかり聞いていたけれど、いざ行ってみると、なかなか良いギャラリーがたくさんあるではないですか!NYほどではないと言われればそれまでだけど、予想以上に楽しめて、大満足だった。

ギャラリーは、主にマレ地区というところを回ったのだけれど、面白いのが、ギャラリーの造り。

上の図のように、大きな門をくぐり抜けた先に建物の集合体があり、いくつものオフィスが部屋を借りているという例がよく見られた。古い建物を壊さずに利用しているからであろう複雑な造り。

ギャラリーも例外ではなく、その場合、外見からは分からないので、住所と地図を頼りに、ギャラリーのある場所を見つける。石造りの門にがっちり閉められた重い木の扉を押して中に入り、建物の集合体からギャラリーを探す。これが宝探しみたいで、なかなか楽しい。

ある所では、門の中に入ったはいいが、ギャラリーの場所が分からず、うろうろしていたら、ぱあっと目の前が開けて美しい中庭に出た。石造りの建物群の中に、木や草が生い茂り、そよそよと揺れている。あまり美しかったので、ぼーっと見とれてしまい、しまいにもうその庭と古い建物だけで満足して、ギャラリーは見つけないまま、門を出てしまった。もん嬢によると、パリコレのファッションショーでも、パリ中の様々な建物がステージになるそうで、その違いがまた面白いとのこと。納得!

その後も、パリ特有の小さく奥へと続くような空間を生かした展示をたくさん見た。また、こういう展示場所の特色が、パリのアート作品にも影響するのだから、展示する作品はもちろん、展示場所ってほんとに大事だなあと改めて思った次第。

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