Friday, October 14, 2011

パリの蚤の市


週末になると、パリの至るところで蚤の市(アンティーク市)が立つらしい。じゃ、ま、行くべ!

まずはエッフェル塔近くの市へ。お店がたくさん!人もたくさん!もん嬢によると、フランス人は古いものが大好きなので、蚤の市は常に至る所で立つし、しかも安くて良いものが多いのだという。ふぇ~。

市の中のある本屋さんで、かわいいイラストが表紙のお芝居の台本に一目ぼれ。ほしいなあ。薄くて小さいから、5ユーロくらいかなあと思ったら、15ユーロ。う〜ん予算オーバー!!

もん嬢に頼み、難しい顔をしたお店のおじさんに、少しまけられないか訊いてもらったところ、「古いものだからダメ」と一蹴。言われてみると、確かに50年以上も前のものだ。明らかに部数が少なそうだし、高いのも頷ける。

ここは諦めよう、と一度その場を離れたものの、やはり気になって戻ってきてしまう私。うう。。。

もう一度、本をよーく眺めると。。。運命を感じてしまうよ~!!!

熟慮の末、私はおじさんのところへ行き、「買います(片言の仏語)」と20ユーロを渡した。おじさん、じっとこっちを見て、袋はいるかと訊く。え?袋?ノンノン!と笑顔で答えると、渋い顔のままお釣りをくれた。ちゃりーん。

もん嬢に言われて気づいたのだが、それが1ユーロ多い。なんとおじさん、最後におまけしてくれたのだった。ええ〜!!

メルシー!!と慌ててお礼を言ったのだが、おじさん、じろりと睨んだだけで、渋い顔を崩さなかった。かっこいい~!!歳をとったら、こういう頑固オヤジになりたいと本気で思ってしまった。おじさん、ありがとう!!

今その本は、私の机に飾ってあるのだけれど、見る度におじさんを思い出す。良い買い物をしたなあと思います。


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