Monday, May 10, 2010
知られざるブルックリン、開発中。
久しぶりの更新です。実は先週から、クリントンヒルにある小さな製作用スタジオを借りたので、その引っ越し作業で忙しかったのである。
スタジオまでは、バスでは30分、サブウェイなら乗り継いで45分、さらに駅から徒歩10分、と遠いのだが、これまで主にマンハッタンにある学校と家の往復しかしていなかったので、今まで踏み入れたことのないブルックリンのエリアに通うようになってから、目から鱗が落ちたような新鮮な驚きを体験している。
「ブルックリンはクールだ」「マンハッタンより断然楽しい」とは若者の間ではもはや常識のようだが、クールでないエリアのブルックリンに住んでおり、せいぜいLトレイン上のロリマーやベッドフォードでしか降りない私のような者にとっては、余り説得力がなかった。しかしスタジオに行く途中に、Gトレインやバスを使って街をこの目で見るようになると、「ブルックリンはクール」というのが真実であることが分かる。
スタジオのあるクリントンヒルは、Pratt Institute を中心にかわいいカフェやらレストランやらで溢れている。バスで通るとよく分かるのだが、ナッソーやグリーンポイントの辺りはもっと栄えており、若者たちが大勢いて活気がある。しかもマンハッタンほどビルが立ち並んでおらず、車も気違いのように走り回らない。公園や街路樹の緑が煉瓦づくりのアパートに映えて美しく、空気もきれいであるように感じる。スーツケースを率いた旅行者の群れに通りが塞がれることもない。観光ではなく、住むに適したリラックスできる場所であるようだ。
そういうわけで、 Gトレインを使わざるを得ないのだが、Gは私の中で最悪の電車。プラットフォームは暗いし汚いし、中々来ないので何十分も待たなくてはならないことが多々ある。なぜ多くの人がGを使うのか意味が分からなかったが、これで納得がいった。Gは最悪でも、フォームから地上に上がれば嘘のように美しい世界が待っているのだ。
スタジオは二ヶ月しか借りない予定だが、この間にぜひ知られざるブルックリンを探索したい。わくわく!
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2 comments:
知られざるブルックリンのレポート期待してます。 しかしGトレインはホンマ腹立つほど来ないよね!
あっ夜中に走ってるゴミ回収の列車も”Gトレイン”と呼ばれてます-ゴミ(Gomi)トレインあるいはGarbage Train
来ませんよねえ。。腹たちますよね。なんで!!って。
ゴミ収集車の呼び名は初耳です(笑)頷けますよね。。。
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