Saturday, December 26, 2015

ぽん、ありがとう。また会おう!


クリスマスイブの日、親からのメールで、日本にいる愛犬・ぽんが星になったことを知った。日本時間の12月25日になったばかりだった。

↑2011年のクリスマスカード





2013年に日本に帰ったときのことだ。NYに帰る日の朝、別れ際に「ぽん、行ってくるね」と声をかけると、ぽんはこちらをじっと見て、ワン!と一声大きな声で、私に向かってきっぱりと吠えた。そんなことは今までになかったので面食らっていると、ぽんはくるっと体の向きを変えて、あっちを向いてしまった。そして私に背中を向けたまま、じっと動かないのだった。私は、涙がばーっと溢れてくるのを止められなかった。ぽんはもうお別れが近いことを分かってたんだと思う。
↑その時の記事より

二ヶ月ほど前、ぽんが一晩に二回、夢に出てきた。今にも死にそうな様子なのに、「会えて良かった、幸せだった」「また次も一緒になろう」と伝えてくるのだ。きっとあの時、ぽんは海を越えて、お別れの挨拶にきてくれたんだよね。

10月27日の夢日記

ぽんは、なぜか他人のような気がしないというか、とても私に近い気のする、ふしぎな犬だった(親もよくぽんに向かって私の名前を間違えて呼んでいた)。もともと生まれるはずのなかった子犬で、なぜかこの世に誕生したのを、私が友人から譲り受けた。人懐っこくて、のんびりしていて、愛嬌のあるやさしい顔をした、かわいい奴だった。聖夜に逝ったのだから、本当に星になったのだと思う。

去年私が日本を去ってから弱り始め、一年ほどの間、あまり動けず寝たきりになっていた。来年、私が帰るときまで待っていてくれるのかなと勝手に思っていたけど、間に合わなくてごめんね、ぽん。よくがんばったね。私の代わりに世話をしてくれた家族は大変だっただろう。パパ、ママ、お姉ちゃん、ありがとう。

ありがとう、ぽん。
きっとまたいつか会おうね。

天使になったぽんと、ダンス。

▽読んでくれてありがとう。
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Thursday, December 3, 2015

アフターサンクスギビング2015

(意外に)うまく焼けたぜ!パンプキンパイ






















今年は思いがけず、アフターサンクスギビングが発生。

というか、サンクスギビングよりも前にアフターの計画が聳えていたので、つまりビフォアーにアフターサンクスギビング(言ってみたかっただけ)。

ブロンクスの友達の家まで、鍋会に行ってきた。日本かぼちゃが手元にあったので、早起きしてパンプキンパイも焼いていった。
超・久しぶり!パイとか焼くの。でも、久々に作ったら多少思い出して来て、やっぱりとっても楽しいのだった。

未だに「何となくグルテンフリー」中なので(完全カットは無理と悟る)、米粉とココナッツフラワーでパイ部分を作るも、空焼き中にルームメイトとのおしゃべりに夢中になり、あれっとオーブンを開けると、真っ黒けのパイがコニャニャチワ。ひいー時間が…!と焦って作り直していると、ルームメイトもつられて焦ったらしく参戦してくれたため、かぼちゃの裏ごしをまかせることにした。ありがとよ!

何とかパイ生地を焼き直し、かぼちゃのソースを注ぎ込み、オーブンに放り込むこと40分。意外にも想像を遥かに超えて美しいパンプキンパイが完成した。感激と驚きのあまり写真を撮りまくり、ルームメイトを呼びに行くも、部屋の中はやけに静か…。って、よく見たら寝てるし。感動を分かち合えないのは非常に残念だったが、時間が迫っていたので、丁寧に梱包したパイとともに家を出た。

日本かぼちゃはホックホク♪
ブロンクスの友人宅は遠い。
地名を聞いても遠いが、地図で確認してもやっぱり遠い。
「1番線にひたすら乗って本でも読んでいればそのうち着くので実はラクだし小旅行気分も味わえておトク」という、無理矢理感かつポジティブ度マックスな友人の触れ込みを信じて出発したのであったが、この日は休日であったためか、そのうち着くはずの最寄り駅を見事にスキップして終点に直行というサプライズが用意されていたため、予定時間から大分遅れて最寄り駅に到着。さらに建物を間違えて他の人の家の前で待機といううっかりミスも勃発したおかげで、集合時間をかるく一時間すぎてから、ようやく友人の顔を見る事が出来た。

もう始まっているだろうと思いながら玄関のドアを開けると、何だか様子が変である。陽気な音楽がなっているのに、空気はしんとしていて、静か。その中で友人とそのルームメイトは、喜びのにじみ出るこぼれんばかりの笑顔を正面から私に向けている。
「来てくれて、ありがとー(合唱)!!」
私が一番早かったのであった。彼と彼のルームメイトは、前夜遅くまでかかって用意したご馳走を前に、誰も来ないと絶望していたらしい。

その後、私を皮切りにぼちぼちと人が来始め、ぜんぶで7人が集った。私と友人以外は全員プロのミュージシャン。現代音楽ピアニスト、作曲家、ドラマー、クラシックギタリストなどで、みな日本人。日本人ミュージシャンって、こんなにいるんだ!と驚いた(周りにいないので)。

みんなで鍋をつつき、話に夢中になって、気付けば朝の6時。未来に行ったり宇宙に行ったり過去に戻ったり「なんなら」は方言ではないのかと議論したりの謎な会。しかも、みんな眠いのになぜか我慢を重ね、解散は朝の8時半。おそっ。いや、はやっ、か?

なんとも濃かった(アーティストとまた違う方向で)。しかもそれぞれ味がある人たちで、正直、誰一人として日本人という感じがしなかった。果ては地球人という感じもしなかった。あれはいったい何人の集いだったのだろう。
ちなみにパンプキンパイは好評で、すぐに売り切れた。

▽世界って面白い。
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Monday, November 30, 2015

ほっこり和〜な感謝祭2015

サンクスギビング、っていうか和食メシ会。


今年のサンクスギビングは、和食でした。

長芋のバター醤油焼き。
大根と金時人参とチェダーチーズの味噌ダレ添え。
サラダの海苔がけ、しょうがドレッシング。
鶏さんと里芋としいたけと人参の煮物(日本に帰ったら必ず作ってもらう、大好きな母親の手料理のひとつ。どう見てもテキトーに作っているのに、なぜか絶対においしい。)
大根と油揚げの煮物。
大根の葉っぱのごま油炒め。
みそ汁の王様。(ネギと油揚げと豆腐のコンビネーション)
大根の葉っぱと塩昆布ごはん。

一言でいうと、ほっこり地味メシ(笑)。

↑人が来ると張り切るタイプ

お昼過ぎから、ゆっくり料理をつくれる贅沢。人が来ると思うと、料理しがいがある♪こういうの、久しぶり〜♡

長らくご無沙汰していた友達を家に招いて、まずは持ってきてくれたビールで乾杯☆ 

会うのが一年以上ぶりなので、何から話して良いやら…という感じでスタートしたけど、近況報告やら世間話やら最近の悩みやら、話は尽きない。彼女の最近の映像作品を見せてもらったが、どれもかっこいい、彼女らしい作品で、見ていてワクワク♪自分の作品について語る楽しそうな顔を見ていたら、私も嬉しくなって、なんだかとっても励まされた。

やっぱり友達は良いなあ♡

お酒弱くなった〜と言いつつ持参してくれたビール1パックと日本酒大瓶、あっさりなくなりました。これが何と、あの木村さん指導のもと無農薬無肥料で育てられたお米からできたお酒、『木村式 奇跡のお酒』!話には聞いていたが、まさかこんなところで飲めるとは!さっぱりしていて、すごくおいしかった。どうもありがと〜!!

なんとも平和な感謝祭でした。

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Monday, November 23, 2015

夢を作る・オペラ舞台美術の現場にて


オペラを聴きながらの作業風景



















縁あって、友達のオペラ劇団の美術の手伝いをすることになった。

急遽きまった公演『ヘンゼルとグレーテル』のために、もうひとりの美術担当の人と、約一週間でお菓子の家のセットを作ったのだが、これが想像以上に大変だった。けれど、ものすごく勉強になった。ドイツ出身のマリアからは、舞台美術アーティストとしての働き方や考え方を、友達からはディレクターとして想像上のプランを形にしていくやり方や姿勢を、とにかくいろいろなことを学ばせてもらった。他のスタッフや歌手の人たちもとても素敵な人たちで、みんな一緒になって作業することも多かったので、グループでひとつのものを作っていく楽しさも久しぶりに味わった。

オペラはこれまでも何度か観たことがあるが、劇場の奥の席に座ってじっと聴くのと、隣りの部屋で行われるリハーサルを繰り返し聴くのとでは、当然ながら理解度がぜんぜん違う。今まで雑談していた歌手が、普段着のまま目の前で歌い出すのを聴くと、オペラと言っても何も特別なものではないことが納得できる。結局は歌なのだよね。その歌もいくつか覚えて、メロディを口ずさめるようにもなったことも嬉しいおまけだった。リハがある時は、作業しながら美しい歌を聴くのがなんとも至福。聴いてるとうっとりしちゃって手が進まなくて困ったけど。

先日、その公演がクイーンズのFlushingで行われたのだが、私は仕事のため会場でのリハーサルにことごとく参加できなかったので、自分の手がけた美術がステージにセットされているのを本番で初めて見ることになった。
カメラマンとしてステージ写真を撮りながらだったから、集中して観られなかったけど、カーテンがするすると開いて、ステージセットが実際にお菓子の家として舞台上に現れたときは、ライトの光を一斉に浴びたステージセットが美しく光り輝いて、胸がぐっと熱くなった。

本物のお菓子の家みたい。

私までヘンゼルとグレーテルになったような気がして、魔法がかかったみたいにワクワクした。

二人の歌をにこにこしながら聴いている自分に気付いた時、やって良かった、と心から思った。自分で作った作品を、疑問符なしで目が喜ぶ感覚とともに眺めたのは、久しぶりのような気がする。歌手の歌も演技も良くて、舞台は拍手喝采で幕が降り、お客さんも大満足の表情で会場を後にしていた。
その後はみんなで一気に後片付けをして、コスコのクロワッサンとハムとチーズを分け合ってわいわいと食べた。終わってみると、すべてが夢みたいだ。私たちは45分間の夢を作ったんだと思った。

いま、世界にさらなる暗雲が立ちこめているように見えるけど、こういう時だからこそアートをやる人にはアートをやる人の役割があって、それは世界の美しさを諦めずに表現していくことだと思う。人間が生きるには美しいものや喜びが必要だから、やっぱり文学もアートも音楽も続いていく。私も自分のすることを通して、小さくても、少しずつでも、夢や喜びを世界に増やしていきたいと思う。

Opera Pomme Rougeによる『Hansel & Gretel』より

喜びのジャンプ!

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Sunday, November 1, 2015

なんとなくハロウィンパレード2015

















昨日はハロウィンだった。特に予定はなかったのだけれど、夕方Public Libraryに用事があったので、マンハッタンに出た。

予想していた通り、サブウェイも街も混雑していた。目につく人口の三分の一ほどが、ガイコツやら何とも判定のできない動物やらである。空気は全体にどことなく浮き足立っている。図書館で用事を済ませて、Bryant parkに寄った。スケートリンクの上をきゃあきゃあ言いながらすべる人たちを眺めていたら、なんとなく久しぶりにパレードを、しかも一番混んでいるであろうグリニッジビレッジで見たい気持ちになった。
ハロウィンパレードはニューヨークに来た年に、一度見た。学校からほどちかい六番街のブロードウェイだったと思う。人ごみに押されながらほんのわずかしか見ることができず、辟易して、それきり行っていない。ここ数年間は、ハロウィン当日はマンハッタンには行かないようにしていた。
グリニッジビレッジは、パレードのメインとも言える場所である。殺人的に混んでいるだろうが、まあいいか。心を決めてサブウェイに乗りこみ、仮装した群衆とともに、W4thストリート駅で降りた。

パレード開始一時間前のグリニッジビレッジは、予想に違わず人で溢れかえり、休日の表参道のような趣きであった。ストリートの両サイドにはパイプ製のガードがずらりと並び、ポリスも待機していて、後はパレードが通るのを待つばかりである。歩道には、これでもかといわんばかりの派手な衣装が乱れあい、夕暮れの中で、人々の顔は太陽に照らされたように輝いている。寒くなると着るものが黒一色になるニューヨーカーだが、この日ばかりは例外である。メイクもこれ以上ないほどに特殊に、かつおどろおどろく仕上げてある。とくに血の描写などはどれも真に迫っていて、強い情熱が感じられる。こういうのを見ると、人はやはり血が好きなのではないかと思わずにはおれない。とにかく出来る限りの努力をもって、自分はこの日の一部であるという姿勢を体で示すのが重要なのである。そうすることによりハロウィンという行事と連係プレーをしている感覚が生まれ、この場に存在する意義と誇りを一丸となって共有することができる。


ハロウィンの典型的なピザ屋の風景

私はもちろん、行事に参加する気は元からない。思いつきで来たため、いたってふつうの格好をしている。ふつうの格好をしているのに場違いな気分になり、誰も見ていないのにも関わらずいかにも人を待っているような顔をして、携帯を見たり通りをうろうろした挙げ句、ついには手持ち無沙汰になって、目についたジェラート屋GROMで6.5ドルの小さなアフォガード(バニラジェラートのホットチョコレートがけ)を注文する羽目になってしまった。都市のイベントにフリーの文字はない。幸いあまり寒くなかったので、外のテーブルにひとつだけ残っていたイスに座り、甘すぎるホットチョコレートの中にするりと姿を消して行くジェラートを必死で救出しながら、ふつうでない格好をした人たちが目の前を押し合いへし合い行く様を眺めていた。

浮かれた祭りの空気のなかでも、彼らはやはりどこかへ向かっている。あんなに一生懸命に背中を押し合って、一体どこへ行くんだろう。私たちはああやって、いつでもどこかへ向かっている。目的地がどこか、知ってる人はいるんだろうか。

そんなことをぼんやり考えていたら、掬っていたホットチョコレートが急に終わってしまった。カップの底の白い線がだんだん増えて来る。仕方がないので携帯で、特別に異様な人たちのスナップ写真を何枚か撮る。それも済んでしまって、さて何をしようかと腕組みをしたところ、人がちらほらとガードの傍に固まり出すのが見えた。時刻は7時をとうにまわっている。パレードはカナルストリートから出発するのだから、この辺りを通るのも、もうすぐだろう。私はカップとスプーンをゴミ箱に捨て、空いているガードの柵を見つけて、身を乗り出した。夜にとけ込む煉瓦づくりの家々。道の向こうにまで続いているであろうパレードの道。心待ちに待っているというよりは、成り行きでただそこにいるかのように見える無数の人びと。その周りに散らばる警官の黒っぽい制服の背中には、NYPDの文字が黄色く光っている。

しばらくすると、隣りの黒人のおばちゃんが、「ほら、来たよ!」と叫んだ。遠くに米粒くらいの大きさの騎馬隊が、横並びになってゆっくりと道を進んでくるのが見える。そのほとんど厳粛と言って良い馬の足運びのリズムは、軍隊の歴史の、特になぜか英国のイメージを喚起した。騎馬隊が行ってしまうと、その後から十何メートルもある巨大なガイコツとパンプキンの一団がやってきた。むかしパレードでこのガイコツの群れを見たときはただ面白いとしか思わなかったが、今ふたたび目にすると、メキシコの死者の祭りのイメージが湧いてくる。そう思って見ると、たしかにメキシコの帽子をかぶっているガイコツもある。ここでハロウィンとは一体なんであったかという疑問が湧く。異なる文化であってもとりあえず一緒くたにして、かといってそれらが溶け合うでもなく、それぞれが堂々と生きているのは、さすがニューヨークと言うべきなのかもしれない。

行き過ぎるガイコツたち

ガイコツの群れは、パレードの中でも毎年恒例のハイライトであり、何度見ても良い。群衆は大盛り上がりである。ガイコツも心得ていて、ルートからはみ出て、ひとびとの頭の上をぐわーんぐわーんと飛び回る。その度に悲鳴や歓声が上がる。ガイコツが行ってしまってからは、ディズニーランドから出張してきたみたいなランプを体中に光らせた青いダンサーが、楽隊の奏でるポップソングをバックに、踊りながらその後を追うのが遠目からちらりと見えた。人々は音楽に体のリズムを預けながら、華やかなはずのパレードをなんとか一目見ようと背伸びをしたり、携帯電話を高く持って写真を撮ろうとしている。柵の一番前にいなければ、何一つとして見えないのである。

私は柵からいつの間にか離れて人ごみの中に入ったので、もちろん人びとの後ろ姿しか目に入らない。少しでもパレードを見ようとトウシューズを履いているつもりになって頑張っていたが、無駄な努力であることを悟り、流れに任せて駅に向かうことにした。しかし、もみくちゃにされながら進むので、進んでいるようでぜんぜん進まない。結局1.5ブロック先の駅に着くのに、30分以上かかってしまった。

人の波を抜けだし改札を通り、駅のプラットフォームに着いてから、ほっと一息ついた。すると近くに立っていた、やはり混雑を抜けてきた男の人が、連れの女性に向かって一言、「I'm so tired.」と心の底から疲れたような声で言った。私は彼に密かに同意し、心の中でにやりとした。これぞ祭りだと思った。


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Tuesday, October 27, 2015

グルテンフリー de ブルーベリースコーン

















おおざっぱなグルテンなし生活、意外と継続中。
友達と外でご飯を食べる時にはちょっと困るけど。

小麦を食べない生活と聞くや否や、恐怖の表情を浮かべて「ムリ」と青ざめる人がほとんどなので、「でもね、実際、体調がいいんだよ〜」と弁護してみる。すると彼らは急に数歩離れた場所から何かを観察するような目つきになり、「へえ」と疑惑と警戒の響きがする声を発する。私はまるで自分が珍獣であるか新興宗教に属しているかのような気分になり、落ち着かなくなる。

確かに、グルテンフリーって流行ってるけど無理でしょって想像もしたことなかったけど、やると決めたら意外とすんなりできた。人って、決めちゃえばできるもんなんだなあ。ということは、あれもこれもできてないのは、実はやるって決めてないからか?

なんて思っていると、急に焼きたてのスコーンが食べたくなった。これぞ人間。我慢は体に良くないので、グルテンフリーのブルーベリースコーンを作ってみることにした。
制限は、クリエイティビティを刺激する。小麦という基本の食材を使わずして、いかにそれと同等かそれ以上の美味なものを作り出すかという課題へのチャレンジである。
ここ健康大国アメリカでは「グルテンフリー」が大流行りなだけあって、小麦の代わりに使える材料も豊富な種類が簡単に手に入る。グルメ系スーパーの棚の上に、それらのもの珍らしい食材がきらきらと陳列する様を見ていると、私の脳の中でアドレナリンやらドーパミンが大量放出されていくのがよく分かる。こういう時、私の前世は一体なんだったのだろうと真剣に思うのだが、家族友人間の話し合いで最も有力な説は「餓死」である。もう少しマシな説はないものか。

何を使おうかなあ〜?わくわく♪♪と吟味したのち選んだものは、ココナッツを粉末状にした「ココナッツフラワー」(そんなものが存在するとは)。どんな風になるんだろう?おいしくできるかな?わくわくレベル、マックス。材料だのボウルだのをテーブルに並べ、いざ開始!

しかし。。。

さすが、グルテンフリー。
まさしく、グルテンフリー。
これぞ、グルテンフリー。

その生地は、粘り気がなく、押しても引いても、ちっともまとまらない。多少かたまりになったかと思うのも束の間、少し力を入れると、ぼろぼろと砂のように崩れ落ちていく。なるほど、グルテンとは便利なものだ。何にでも投入したくなる企業の気持ちが少し理解できる気がする…などと考えつつしばらく格闘したが、ついに出かける時間になってしまったので、そのまま冷蔵庫に保存し、次の日に再度トライ。だがやはり、依然として水をひと掛けした後の砂山状態である。

「失敗」の二文字が頭に浮かぶ。

「敗北」の二文字も頭に浮かぶ。

だんだん、悲しくなってきた。さらに、腹まで立って来た。

なんなんだ、こんな意地悪をしなくっても良いじゃないか、と生地を睨みつけたり(生地からすればたまったものではない)、いやいや、失敗は成功の素、焼いてみたら意外に成功して、「ああ、やっぱり失敗は成功の素!」なんて言っているかも…と無理矢理楽観したり、「まとまってくれ〜!」と生地に向かって懇願したりしながら、現状を変えるべく、こねまくる。もはや「生地はこねすぎないように」などという注意書きはこの世界に存在しない。

しかし、目の前の砂山は無表情で、こちらの必死さをあざけり笑っているが如く、つんとした(ように思われる)態度をいっこうに変えようとしない。

しまいには、このプロジェクトに使用した材料たちが不憫に思えて仕方なくなってきた。

私はいったいここで何をやっているのか?
罪のないバターとココナッツとブルーベリーをこねくりまわして?
お前は人生で一体何がしたいのか?

ついには問答が始まり、プレゼント☆するからね♡などと誕生日の近い友人に豪語した自らのフライングを後悔し出す。

が、いつまでもこんなことはしていられない。物事には始まりがあり、途中があり、終わりがあるのだと私の尊敬するヨガの先生も言っていたではないか。今すぐにでも終わらせなければ!半泣きになりながら水分を足し、なんとか形をととのえて、オーブンにぶっこんだ。あとは野となれ山となれ。

結果は、、、スコーンっぽいけど、よくわからないものが出来上がった。
味は、、、まずくはないが、これで良いのだろうか??やはりよくわからない。

出来たものは仕方がないので、プレゼント☆として友人に食べさせたところ、「おいしーい☆なんか健康なカンジ☆」と言っていた。たぶん「健康に良いです」とラベルを貼れば、オーガニック系のカフェで売れるかもしれない、というほどの意味だろうが、その意味をさらに深く考えるのはやめておこう。

目指していた味からほど遠かったため、イマイチ感がぬぐえない。次は米粉を買ってリベンジしよう。まだ材料余ってるし。


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Monday, October 19, 2015

「グルテンフリー」始めてみました

あなたの主食は、なあに?

小麦をやめている。

いわゆる、「グルテンフリー」だ。理由は、肌荒れ。

ここ一年ほど、どうも肌が変なのだ。湿疹ができたり、ほんの少しさわっただけで皮膚が赤くふくれあがったりする。体の内部で何かが起こっているのではと思うが、原因も分からず見ているばかり。しかし、レジデンシーにいる一ヶ月の間は、わずかに調子が良かった。で、帰ってきたら、また悪くなった。

レジデンシー生活と、ニューヨーク生活の違いは何か?

まず明らかに、食べ物。レジデンシーでは、基本的にベジタリアン食で(ベジタリアンが数名いたので)、とれたて野菜をまことによく食べた。チーズ、卵、牛乳、コーヒーは普通にとった。主食はキヌアかインディア米、たまに手作り食パン。パスタは数回食べたのみ。早寝早起き…は、意外とできなかったから、ニューヨーク生活とあんまり変わらないしなあ。

など考えていると、紀伊國屋で、ある本が目に留まった。

『「いつものパン」があなたを殺す』(三笠書房)ーーー

ガーン。。。(熟読)

そうか!!原因は、グルテンだーーー!!
(友人「ほんとに好きだね〜、そういうの…」)

でも図星だと思ったの。小麦製品、摂取し過ぎの自覚アリアリ。もちろん日本にいる時もパンは食べるけど、たぶんアメリカでは、日本での十倍くらい食べてる気がする。何しろ主食がパンの国だからね。家でも速いので、パスタかうどんばっかりになってしまうのよ。この食生活、変えたいなーって思ってたんだ。よーし、ためしに、やってみよー!

というわけで、グルテンフリー生活を開始して、約一週間が経過。なんと、かるく触れるとかゆくなる接触性皮膚炎が、まったく出なくなった!日々これに悩まされていた身にとって、これは目から鱗。やはり、グルテンが原因だったのか…!!(友人「まだ一週間だから…」)

気を良くしたので、しばらく続けてみることにしま〜す♪♪


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Thursday, October 8, 2015

レジデンシー終了、のあと


レジデンシーも無事終わり、りーぬはマンハッタンに帰ってきた。

えっ?

そして、これはさらに信じ難いことだが、それからすでに一週間が過ぎ去ろうとしていた。

。。。 
   ポカ〜〜〜ン 。。。。。。


(終)


という心境です。汗

あの一ヶ月間…あんなに濃厚にちまちまちまと時が流れていたのに…居心地が良かったからか、何ヶ月も前からずっと住んでいるみたいだよねってみんなで言っていたのに…

終わってみたらあッッという間。時間って、ほんとに不思議すぎる。

とりあえず、向こうでやっていたプロジェクトのひとつ、水彩画から数点アップ。スタジオと寝場所のバンガローのある敷地内の風景。こんなところに滞在していました。





久しぶりに、「見たそのまんまを描く」ってのをやってみた。水彩もずいぶん久しぶりで、ふたたび初心者の気分。そして初心者のように、目から鱗的に楽しかった!!
ああ〜、そうそうこういうの、この初めてみたいな楽しい〜って気持ち、いちばん大切にしたいなあって改めて思った。そんな風に描いてると、思ってもいないような新鮮なものが出てきたりして、自分でもびっくりするんだよね。

水彩画は、気が向いた時に2〜3枚ずつ、全部で20枚弱描いたかな。とても楽しかった♪また描こう。

ざっくり並べてみたところ。

インクドローイングもやっぱり大好き。


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Monday, September 7, 2015

初!アーティストレジデンシー

人生初の、アーティストレジデンシーに来ています。

アーティストレジデンシーとは、制作をするための合宿のようなもので、寝る場所と食事と制作場が与えられる。期間は二週間から三ヶ月、長いもので二年間。お金を払うもの、タダのものなど、主催の団体によって様々。普通は半年から一年ほど前に作品に基づく選考があり、人気のあるものは受かるのも一苦労なのである。

今回のレジデンシーは、ChaShamaという非営利団体がやっているもので、ニューヨークの北にあるPine Plainsという山の中にある。レジデンシーのテーマは、自然、調和、平和。近くのオーガニック農場で週に一回働くのが条件で、食事はそこで採れた野菜が中心という、まさに私にピッタリなレジデンシー!と応募したら、見事合格。晴れて初のレンジデンシーと相成ったのだった。

参加者は、私を含めて三人にスタッフが二人という超少人数制。一人にひとつバスルーム付きのバンガローが割り当てられ、食事は基本的には各自で好きに食べる。が、超少人数だからか、お腹が空くとみんな何となくキッチンに集まり、結局一緒に作って食べている。スタッフも参加者もフレンドリーで、いろいろな話を聞けて楽しい。そしてここのいかにもカントリーハウスな広々としたキッチンは最高。新鮮な食材が常にストックされ、コーヒーも豆から挽いて淹れる。人が循環するオープンなスペースで、窓から入ってくる風がとっても気持ち良い。まだ着いてから十日しか経っていないのだが、みんな最初から仲良くなったし、なんだかもう何ヶ月もここにいるみたい。

ちなみに合宿のメインテーマである制作のためのバンガローは別にあり、ひとり一部屋が割り当てられる。ニューヨークでの忙しい日常生活から離れて制作だけできる機会はなかなかないので、これは貴重な機会なのである。今回のテーマは自然。とりあえず、何かをざっくり始めている…とか言っているうちに終わりそう。ひい。

何かが出来ても出来なくても、来てよかった♬♪


↑超ざっくりと、バンガローとスタジオの様子


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Wednesday, August 26, 2015

りーぬ、配達人とケンカ?!の巻

大きな声で、はっきりと♪

その気持ち良く晴れた夏の終わりの午後、私は浴室でシャワーカーテンを洗っていた。汚れてきたなあとずっと気になっていたのを、なぜかその時ふと本気で洗うことにしたのだ。ゴム手袋をして、洗剤と漂白剤をまぜた液にカーテンを浸し、ごしごしと手洗いをする。うーん、落ちてんのかなこれ?もう少し漂白剤入れるか?ごしごし。

その時、はるか遠くで私の携帯が鳴っていることに気付いた。

本かな、と思った。ベルリンのギャラリーに出品していた本が帰ってきた、という受取り担当の人からの電話かと思ったのだ。急いで手袋を外し、部屋に駆け込むが、取る前に切れてしまった電話は、よく見ると知らない番号ではないか。

???誰?

しかし、二回もかかってきているし、留守電まで残っている様子。やはり本か?と思った瞬間、もう一度同じ番号から着信があった。すかさず取る。"Hello?"すると、相手は予想外に男で、早口で何やらまくしたてる。早い!と一瞬焦るが、

"Package"
"Stewart"(スタジオのビルのある通りの名前)
"come again tomorrow?"

だけ何とか聞こえた。

あ!阪急に出してた作品が帰ってきたんだ!配達人が荷物を持ってスタジオ前にいるのだろう。発送後にトラッキングナンバーをもらえる予定だったのが、とんと連絡がなかったので、てっきりまだ配送されていないのだと思っていた。スタジオまでは徒歩10分強の距離。慌てて配達人に言う。

"Can you wait for me a little bit? I'll be there in 10 minutes!"
(ちょっと待っていてもらえますか?10分後に行きます!)

すると…予想外の返事が返ってきた。

"NO, listen, ma'am, I called you 7 times and waiting more than 15 minutes! I can't wait any more! Is there anybody in the building to open the door?"
(おいおい、俺はあなたに7回も電話してるし、15分もここで待ってるんだよ!これ以上待ってられないよ!誰かビルにいないのか?)

いやっ…、二回しか着信なかったし!これ三回目だし!今そこにいないけど、すぐ行くからと言っても、ぎゃーぎゃーと同じことの繰り返し。これはとにかく主張を伝えなければと判断した私は、普段の私には考えられないような(汗)大きい声&強い口調ではっきりと、

"I"LL・BE・THERE・IN・10・MINUTES, PLEASE・WAIT!!"
(今から行きます!10分で!待ってて!)

と言い放った。すると相手は一瞬黙り、ブチッと電話を切った。

態度わりぃー!と思う暇もなく、着替えて鍵をつかみ、猛ダッシュ。もしかしたら本当に帰ってしまうかもだが、彼が電話を切るときの一瞬の間は、ぶち切れているけれども仕事だし一応10分待つしかない、というような無言の悔しさを滲ませていたので、それに賭けるしかなかった。明日はバイトでスタジオに行けないのだ。受け取るなら今日しかない。

走った、走った、久しぶりに肺が痛くなるまで走った。ちょっと風になったような気さえした(←余裕?)。10分とかからなかっただろう、スタジオのビルに着いたが、ぜいぜいしてうまく息が出来ない。ドアの前には誰もいない。辺りを見回しても、配達の車らしきものは見当たらない。ヤバい、帰ったか?!電話を出して、さっきの番号にかける。と、道路の反対側に停めてある黄色いバンが目に飛び込んできた。あんな配達の車、みたことないけど… Indian Internationalとか書いてあるし、もしかして??電話を耳元に持ちながら、そちらの方に回り込むと、半分開かれたバンの中で、黒人の強面の兄ちゃんが電話をつかんで不機嫌そうな顔をしているのが目に入った。あれだ!

私 "Hi, are you ..."
(こんにちは、あなたは…)

強面の兄ちゃんはこちらを見るなり私の言葉をさえぎり、すごい剣幕で文句のオンパレードを浴びせかけてきた。たった今帰るところだった、こんなに待たせるなんて有り得ない、どうしてくれるんだ、問題になるところだぞ、8回もかけたのにお前は出ない…云々。そんなこと言われても私の電話はそんなに着信なかったし!でもソーリーね、なんてなだめようとしたけど、効果なし。仕方なく私は携帯を取り出し、

 "I ONLY received your calls THREE TIMES! LOOK!!"
(私は3回しか電話受け取ってないって!見てよ!!)

と、(3)と表示された着信履歴をずいと突き出した。しかし相手も負けてはいない。俺のを見ろ!と携帯の履歴を見せて来る(汗)。そこにはたしかに(8)と表示があったが、実際私は受け取っていないのだから、文句を言われても困る。言うなら電話に言ってくれ、と言いかけると、私から彼にコールバックした回数をカウントして「ほらやっぱりもっと受け取ってるじゃないか!」と言い出した。ちーがーうー!私はついに大声で、

"It's the calls I made!!"(これは私がかけた電話!!)

この一言でようやく私が嘘を言っているのではないことが分かったのか、兄ちゃんの怒りが少し収まったのを感じたので、すかさず畳み掛けるように、Thank you so much for waiting! You saved my life! Thank you very much!!と勝手に大感謝祭を開催し、ついでにわざと咳き込んで頑張って走ってきた感を強調し(演出のつもりが吐きそうになり、その後30分間本気で苦しんだ…)、さっさと荷物を受け取りサインして、さよならー!した。

スタジオに荷物を運び入れると、汗だくになっていることに気付き、イスに座って、しばし呆然… 。はーびっくりした。荷物を無事に受け取れたのは超ラッキーだったけど、すごい疲れた… 。一体全体今のはなんだったんだ…(呆然)。
それにしても、強面の兄ちゃん相手に私もずいぶん強くなったものだ。しかも相手があんなに怒っててもぜんぜん怖くなかったし。成長したな〜!!と、しみじみ(着信何回とかケンカの内容はくだらなすぎたけど )。そのうち、怒りながらもすぐ帰らずにちゃんと10分間待っててくれた強面の兄ちゃんに感謝の念が湧いてきた。兄ちゃん、ありがとよ!!

ケンカというか、カラッとした言い合いというか… 大声で主張し合うのが当たり前の、いかにもアメリカらしい体験でした。笑

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Tuesday, August 18, 2015

めもりい

ある日のことだった…。

iTunesがなぜかiPodもiPhoneも認識しないので、アップデートしてみた。そして、何気なくiPhoneを繋いだら、画面に突如………


"Syncing"


はい?(ここまで3秒)


キミ、何で勝手にシンクし出してるのカニ!?わけが分からないながらも、何かがヤバそうなことは察知(5秒)。恐怖ですぐにUSBコードを引っこ抜くが、時既に遅し(7秒)。


りーぬスタンプ第二弾に登場予定の(泣)りーぬ ←宣伝


全てのマイデータ、消えました… 。


私の二年分のコンタクト、さようなら。そして、思い出の写真とビデオよ、さようなら… (涙)

*(涙)と書いたものの、実際はあまりの胸の痛さに、涙も出ませんでした…

ええ、分かってます、なんでバックアップ取っとかなかったの、って言いたいんでしょ?はいはい、仰る通りですよ。そーそー、私が悪いよねー、分かってる分かってる。しかも実はどこか間違えて操作したのかもしれないしね?こういうときのために普段からバックアップしとけって感じだよねー。ハイ、返す言葉もございません。でもねー人間、たまにはすぐにバックアップってわけにはいかない時もあってですねー…etc

すぐにバックアップしとけば良かったよ、ちくしょーめ(T_T)

でも、良いこともあった。消えてしまった写真の多くは、未だによく覚えていることを発見した!!

なんだ。こんなに覚えてるなら、写真なんていらないじゃん?(極論)

まあそれはちょっと極端かもしれないけど… こうやって写真を無くして改めて思うことは、記録としての写真はそんなに大事ではないということ本当に大切なものは、もう全部私の中にある。自分の体を使ってその時その場所で感じたことは、体と心にくっついて、私の一部になっている。だから無くなりようがないし、いつまでも私と共にある… 。

ああ〜こうやって書くとなんだか超今更だけど、目からウロコな気分!つまりそれくらいケータイで写真を撮るのが当たり前になっていて、写真に頼ってたってことかも。少し反省。

と、悲しかったものの、最終的にはミニレッスンを受けたように感じたハプニングでした。(でもやっぱり、普段からのバックアップをお勧めします… 。)

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Thursday, July 30, 2015

阪急うめだギャラリー展示報告

少し前になりますが、5月に行われた阪急うめだギャラリーでの展示の様子でーす。いざ大阪まで、ひとっとび〜!

おおさか〜おおさか〜
阪急デパートの入り口を上から眺めたところ。看板が、見えるかな?
デパートの入り口。
ガラス越しに見たギャラリー内の様子。
ギャラリー入り口。
あった、あった。
ちょっと遠くから見てみる。

少し寄ってみます。
中くらいの大きさの絵。
楽しんでもらえたら嬉しいです♪
あー、えがった。さ〜、かーえろ。

そう、ニューヨークからちょっくら日帰りで…というのは真っ赤な嘘で、行ったのは私ではなく、なんと母でした!!見に行く素振りも見せてなかったから、写真を受け取った時は(Friezeアートフェアに向かうフェリーの上で)、まさしく絶叫!隣りにいた友達を怖がらせてしまった。

うう、やっぱり親だった…(涙)。感謝感激なのでありました。

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