突然の訪問者

昨日の朝、ルームメイトが私を呼ぶ声で目を覚ました。

水道工事中のため、水をしばらく使うなと隣人に言われたらしい。はいはいと返事をして、ついでに既に開いているドアまで見送りに行くと、床に何か黒っぽいものが。ナンジャコレハ？すると靴を履き終わったルームメイトが、「それ、とり。。。入ってきた。。。」と優しく言いつつ、玄関を出て行った。

突然の訪問者は、ドアの床にちょこんと座ったまま、びくともしない。仕方ないので、取りあえずスケッチをすることに。外から帰って来た隣人リチャードが「何でそんな鳥を描いているんだい？」と笑いながら訊いてくる。いや、だってねえ。突然の訪問者は描かないと。

　　　　　　　　　　　　▲玄関にちょこんと座った訪問者


鳥は弱っていたのかそのままじっとしていたが、リチャードの足音に驚いて飛び立ち、私の部屋に直行。そのまましばらく明かりの上に止まったり糞をしたり（おい！）鳴いてみたりしていたが、かわいそうなので、帰って来たルームメイトと一緒に何とか窓から外に逃がしたのだった。

やれやれ。でも、ちょっと爽やかな気分になった朝だった。

▼応援クリックよろしくでござる。