日本で災害のある時、そこにいない私に出来ることは、何だろう?
日本を離れている友人たちとは、いつもこの話になる。
311の時も、日本人のルームメイトと真っ青になりながら何時間も話し合ったものだ。
しかしへとへとになるまで考えても、当然ながら何の結論も得られない。強い無力感が際立つように残る。
何もできない一個人の私。
でも、制作する一人の人間として、何か出来ることがあるのではないだろうか。
それは月並みなんだけど、今日も作品を作ること、なのだろうと思う。
つまり、
自分のすることをすること。
心を込めて。祈りのように。
真剣に誠実に、思いっきり、後悔のないように生きること。
これは、制作する人に限らないかもね。
日本の後にすぐ、エクアドルでも大きな地震があった。
怖いのは天災だけじゃない。
世界中の人が、常に何かに怯えているような印象を受ける。
どこにいても、いつ何が起こるか分からない、不安定な世の中。
だからこそ、淡々と、でもますます今を大切に、喜びとともに最大限に生きようと思います。
▽早く余震が治まりますように。
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