Saturday, November 9, 2013

驚愕の食べ合わせ(1) タイヌードルxクスクス=?


「また発見してしまった、、、」


驚愕の食べ合わせによる「あの味」シリーズ第一弾・NY編(日本にいるころから姉とよくやっていたので日本編もあったりする)。


Q:Aさんがニューヨークのスーパーで『Thai Kitchen』のGreen Onion味とWhole Wheat のCousCousを購入した。これらの食材による食べあわせから生まれるなつかしの「あの味」を答えよ。

式に表すと、

 『Thai Kitchen』(Green Onion)xCousCous (Whole Wheat)

となる。正解は分かりましたか?これはなかなかの難問である。アイテムをひとつずつ解説しよう。

タイヌードル『Thai Kitchen』とは、こちらのスーパーで一般的なタイのインスタントラーメンである。要するにタイの代表的メニュー・フォーのインスタントバージョン。麺が米で出来ており、しかも油で揚げていないことから、健康に気は遣うがやっぱりインスタントラーメンて便利だよなあと思ってしまうニューヨーカーのハートを鷲掴みにしている。かくいう私も「みっつで1ドルの@ップヌードルよりはマシかも…こっちはひとつ1ドル19セントだし」という理由で常食している。ちなみになかなかの味である。

クスクス。これは、パスタの原料デュラムセモリナ粉をこまかい粒状にしたもの。お湯でふやかせば5分ほどで食べられ、どことなく米を食べているっぽい感覚を与えてくれるビバ・まがいもの食材である。米を炊いておらず腹ぺこの時に非常に重宝する。

最近は、アトリエで夜中まで作業することが多い。ここで常に問題になるのは夕食である。外に買いに行くのも家に帰るのも面倒である。=>インスタント食品。しかし、タイヌードルはカッ@ヌードルよりはマシかもしれないが、食べ終わった瞬間にお腹が減っていることに気付かせてくれる困ったヌードルさんである。どうすれば良いのだ。。。そこで考えついたのが、5分でふやけるクスクスをヌードルの中に入れること。これならかさが増やせるに相違ない。しめしめ。。。

その日は、たまたまタイヌードルの「グリーンオニオン」味があった。何も考えずに袋を開け、麺とスープの素をボウルに入れる。お湯、投入。クスクス、追加。ちっちっち。。。。。

最初は何ということなく、普通に麺を食べる。スープを飲む。うむ、栄養はないのかもしれないが、少なくとも、うまい。麺がなくなり、スープも半分以下になりかけた頃、ついにクスクスがその姿を現し始める。鳥のエサに見えないこともない黄色い粒状の穀物。いや、これはパスタだ。など心の中でつぶやきつつ、それらの粒つぶをスープとともにすくい、口に運ぶ。そして私は驚愕した。こ、これは。。。。。




!!!マルちゃんのカップワンタンスープ!!!の、ワンタンの中身!!!ではないかああ!!!



そう、驚いたことにこの組み合わせは、マルちゃんのワンタンスープのワンタンの中身に、味・食感ともに激似なのであった。念のため詳しく言うと、ワンタンを口に入れた時に皮の中に包まれているふやけた肉っぽい粒つぶとエクストラスープの素が舌の上でほどけ、そこに含まれている化学薬品だか何だかによって一種の桃源郷的世界に否応なく誘い込まれてしまうあの味、なのである。ちなみに私は一カップにつき7回ほど約束されているこの瞬間を得るために、日本に帰ると必ずマルちゃんのワンタンスープを購入する隠れマルちゃんファンである。ニューヨークではマルちゃんはあまり見かけないので味わうすべもないと思っていたが、まさか肝心の中身だけを一度に30回くらい味わえる術を発見するとは…嬉し泣きを禁じ得ない。

いかに@ッ@ヌードルよりマシ(かも)とはいえ、正直、連日このメニューはいかがなものかと思われる。が、またにせワンタン(の中身)に嬉々として騙されそうな予感。

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