Sunday, September 19, 2010

うちのご飯が一番!ふつうご飯、はじまる。


今日のぽん。ブラッシングしてみたら、毛が舞いに舞う。

日本に一時帰国中です。すっかりぽわぽわしております。

これまで日本に帰国する時は、大抵一年に一度、一ヶ月程度。帰ってきても、バタバタと東京へ行っては夜遅く帰ってきたりして、なかなか家にいられないことが多かった。しかし今回は、家で過ごす時間が多い。一年半ぶりの母親の手料理を毎日食べて、心から思うこと。外のどんなレストランよりも、家のご飯がいちばんおいしい。両親や姉とぎゃーぎゃー言いながら食べるご飯の何とおいしいこと。愛犬のしっぽがゆらゆら通り過ぎるのを窓の向こうに眺め、くだらない話に大笑いしながら囲む食卓で得られる満足感は、NYでの一人飯のそれとは似ても似つかない。一人暮らしをしていると、つい何を食べれば健康に良いか、どれだけの量をいつ食べるべきか、など理屈にばかり走りがちで、食べること自体がストレスになったりするけれども、こうやって皆で楽しく食べると、多少栄養バランスが良かろうが悪かろうが、そんなことは問題にならないほどおいしくて、体だけでなく、心の中の深いところまでも隅々栄養が行き渡る気がする。これこそ私の考える「ご飯」の原風景、かつ最も重要な部分なのである。

それにしても改めて、日本はお米がおいしい。丁度今は新米の時期で、お米だけでいくらでも食べられてしまう。そして、野菜がおいしい。うちは特に近所の農家で取れたものを食べることが多く、新鮮な野菜ほどおいしいものはないとつくづく思う。きゅうりなど、ただ薄く切ったり、塩少々としょうがと唐辛子であえたものなど、噛むたびに広がる瑞々しく青い味、潔い音の立つ快感、これ以上の調理法はないのではないか。NYで食べている、おもちゃのようにつやつやと怪しく光る、産地も出荷日も不明の巨大野菜では、こうはいかない。安心も栄養のうちなのである。

そういうわけで、豪華ではないけれども大好きな、我が母上のご飯。NYに戻った時の参考にすべく、しばらくの間、うちのふつうご飯を記録しようと思います。外で食べたときはもちろんそちらも記録しますので、どうぞよろしく。

早速、今日のうちのふつうご飯。

ご飯、きのこのおつゆ、ポテトとトマトのチーズ焼き、おすそ分けの筑前煮。

今日は、父親の誕生日だった。めでたい!!でも姉が仕事で遅いので、お祝い膳は明日に持ち越し。母親が勝手口の横で見つけた芽の出たじゃがいもを早く使っちまいましょうご飯。チーズ焼きは、スライスして茹でたじゃがいもをグラタン皿に敷き、スライスしたトマトを乗せ、炒めた玉ねぎとベーコンもその上に乗せ、更にとろけるチーズを乗せ、オーブンで15分程度、キツネ色になるまで焼く。ホワイトソースをかければグラタンになるけど、これはこれで、チーズがカリカリしてて、とてもおいしいものです。きのこのおつゆはうちの定番。今日はしめじとしいたけに、ねぎを添えて。この他に奈良漬と葉唐辛子など。あーしあわせ。

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2 comments:

new york chien said...

うわぁ〜おいしそう!!!
日本のお米、恋しいです。。。

Yuriko Katori said...

本当に生きてて良かったって思います。。。