Tuesday, July 6, 2010
NYの花火は、!!!!!独立記念日
フォース・オブ・ジュライ、と言えば、アメリカ独立記念日。アメリカ中、お祭りの日である。
アメリカ人のみならず、アメリカに住む多くの人が、一年に一度の大花火大会と、至るところで繰り広げられるバーベキューやパーティーを楽しむ日である。
私はというと、友人からいくつかルーフトップパーティー(建物の屋上でするパーティー)に誘われていたのだが、仕上げなくてはならない絵があったので、スタジオで制作していた。しかし夕方の6時になった時点で、やはり花火を見なければと思い直し、急遽花火を見るためにマンハッタンへ向かうことにした。
この花火大会は、メイシーズ・デパートメントストア主催のものなので、メイシーズのある34丁目あたりからよく見られるように打ち上げられる。場所は今年もハドソン川 。8時頃にマンハッタンで友人と合流し、34丁目の道路を川の方へ向かう。最初は、本当に花火があるのだろうかというくらい人が少なかったのだが、川に近づくに連れて、人の数がどっと増えて来たので、川岸まで行くのは諦め、10番街あたりでストップ。しかしさすがに街外れだけあって、空が開けていてとても気持ちが良い。夕焼けの雲が茜色に染まり、その下をかもめが何匹も飛んで行った。そのうちに私たちの周りの空間までが人で埋め尽くされ、動くに動けない状態に。そして、9時20分、始まりました、花火大会。
規模は日本の花火大会の方が上だろうが、見たことのない花火もいくつかあり、私はとても楽しめた。面白いのは、花火の配置。全く同じ花火が横に5つ、並列に打ち上げられる。日本では、一点集中型しかみたことがない。少なくとも、初めから終わりまで横に5つ並んだ花火というのは、見たことがない。全て5つずつ同じ花火、なのだ。目から鱗である。5つ横に並ぶと迫力があり、シンプルな花火でも、何だか豪華に見える。とはいっても、やはりあれだけの量の花火を26分間も打ち上げるのは相当な太っ腹。メイシーズ、さすがである。
人々の反応を聞くのも面白い。アメリカ国旗の色である、赤青白の花火では歓声が上がった。中でも特に盛り上がったのは、ニコちゃんマークの花火が10個同時に打ち上げられた時だ。大きな笑い声が起こり、大人気だった。この日は風もなく、花火にはうってつけの天候。ニコちゃんも土星も箱の花火も、空に奇麗に映えた。しかし花火も半分を過ぎると、既に飽きた模様の人が続出。エンディングを待つばかりと行った感じである。最後はナイアガラの滝の薄いバージョンで締めくくり。誰かが「That's It!!」(これで終わりだ!)と言ったら、本当におしまい、皆一斉に帰って行った。
その後は例年なら誰かのパーティーに忍び込むところだが、最近の暑さでかなり疲れ気味なので、夕飯を食べて素直に帰りました。
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