時間がない中、目的のないぶらぶら歩きを開始した我々。
こういう時、店名しか出てこないマップは役に立たない。
使えるものは野生の勘だけ。
なんとなく面白そうなニオイのする方向へ足を向けるのだ。
と、ほどなくしていかにもな古本屋を発見!
クサい。。。クサいぞ! |
いい感じに古ぼけた雰囲気の良い古本屋。好み好み。
ビルバオの古本屋なんて、観光ではまず行かない場所ではないか。もうここしかない、ここ行こう!
圧巻の店内。 |
すると、そこは穏やかなおじさんがひとりで切り盛りする、古本のワンダーランドであった!ものすご〜く古そうな本が、所狭しと並べられている、圧巻の店内!
なんと200年も前の本が、300ユーロくらいでさらりと並んでいたりする。えっ、これってお宝なんじゃないの??と立ち止まること多し。スペイン語なので全く読めないのが残念。。どっちみち買えないけど。
おじさんはとっても気さく。本の説明をしてくれたり、版画を見せてくれたり、ほっこり楽しいひととき。おじさんはその昔、美大生だったらしい。手書きのポスターのセンスにもナットク。何だかとっても居心地が良くて、結局ここに出発時間ぎりぎりまで滞在したのだった。
旅は、もちろん観光地巡りも楽しいけど、こういう人との出会いが一番心に残るんだよね。
学生が書いたと思しき古いスケッチ付きノートと版画やミニレシピ本などを購入。全部で30ユーロくらいだったかな。
グッゲンハイムは逃したけど、代わりに素敵な時間を過ごせたよ。
我々はほくほくしながらバスに乗り、バルセロナ行きの飛行機に乗り込みましたとさ♪
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