Tuesday, May 10, 2016

毎年恒例?Frieze(のための)川上り

フリーズ川上りマップ

今年もFrieze Art Fair の季節がやって来た!
しかし、アートフェアの時期になるといろいろ行き過ぎて、ちょっと食傷気味になるのも事実。そんな私とアーティストの友人Fは、毎年 Frieze が近くなると<行きの会話>をするのが常だ。

<行きの会話>

友人F「今週 Frieze だね。」
りーぬ「そうだね。」
  ………

(次の日)
りーぬ「行く?」
友人F「うーん…」
………

(その次の日)
友人F「どうする?」
りーぬ「そうだねえ…」

↑このような会話が数日にわたり繰り返される。そして最終的に、

(会期終了日の前日とか)
りーぬ 「行くべ。」
友人F「え〜行くの〜」

という締めがあり(でも結局行く)、最終日である日曜日に川上りをすることになる。

Frieze Art Fairというのは、もともとロンドンで行われていたアートフェアだが、5年くらい前からNYでも開催されるようになった。Randall's Islandというちいさな島にあるばかでかい会場で行われる。ちなみに今年の入場料は49ドル、会場までの交通手段は往復9ドルのバスか、もしくは往復19ドルのフェリーという、行くだけで贅沢な気分になれるアートフェアである。

アート関係の友人が多いので、入場チケットは毎年何とかなるのだが、今年は不幸なことにフェリーは自腹であった。うう。しかし、実は友人が出品する(!)ということで、私としてもぜひ行きたかったのだ。 まあ仕方がない。

私も友人Fもブルックリンに住んでいるため、East River FerryでNorth Williamsburgから34丁目のフェリー乗り場まで直行(片道6ドル)する予定だったのだが、なんと私の乗った地下鉄が何を思ったか途中で急行に変わり(アナウンスぐらいして欲しい…)、降りるべき駅をすっ飛ばして14丁目駅でようやく止まった関係で、34丁目のフェリー乗り場で集合することに。やれやれ。

地下鉄の駅から外に出ると、朝まで雨が降っていたのが嘘のように気持ち良く晴れていて、ひさしぶりに暖かな気候なのが、なんだか新鮮。フェリー乗り場まで10分ほど、途中で初めて見るコーヒーやさんに立ち寄ったりしながら、ほくほく歩いた。まるで空気から湯気が立ちのぼっているのが見えそうな、穏やかな午後だった。フェリーでやってきた友人Fとも落ち合い、ここからRandall's Islandまでのフェリーを待つ。去年同様、ながーい列だったが、30分ほどのんびり待っていると、意外と早く私たちのフェリーが来た。

この20分ほどのフェリーの旅が、実はとても楽しいのである。マンハッタンを横からゆっくり眺められる、 めったにない機会なのだ。晴れていると特に、水気を含んだ川の風がとても気持ちよい。去年アートフェアで見た作品はほぼ思い出せないが、フェリーの船旅が気持ちよかったことはよく覚えている。

マンハッタンを横から眺めるのは楽しい

そういうわけで、川の上で和んだ後に無事上陸し、2時間半ほどで会場を巡った。友人の作品も探し当て、写真を撮って海外にいる彼に送るという任務(?)も終了。おつかれ〜。

<帰りの会話>

りーぬ「どうだった?」
友人F「アートって何だろうね…」
りーぬ「何だろうね…」

↑毎年恒例の感想

アートは奥が深いのですな。。。ちゃんちゃん♪

ちなみにこの後は、やはり毎年恒例のアートフェア後のディナー@Williamsburgに行きました。それについては、また別記事で♪

<お役立ち情報>
East River Ferry
http://www.eastriverferry.com/

▽いつもありがとだっぺよ。
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