Saturday, May 30, 2015

ついに、、、
















ジョギング始めました♪♪

朝一で…のはずが、十一時半開始というディレイっぷり。でも、イッツオーライ!さあ、行くよ〜!

今日は初日なので取りあえず、家の近所の大きな道路をぐるっと周り、小さい(と言ってもかなり広い)墓地の周りに添って走ることに。ところどころでジョギングをしている男女をチラホラ見かけ、勝手に仲間な気分。Flushing avenueという大きな道路では、車がびゅんびゅん飛び交っていて、排気ガスに酔いそうになる。そのうちに墓地のはしっこにたどり着く。墓地は芝生が豊かで、大きな木もたくさん植えられており、墓石がなければ、まるで公園のよう。メモリアルデーの後だからか、それぞれの墓碑には派手な花束がたくさんお供えしてあり、色とりどりでなんだかにぎやかな光景だった。お墓参りに来ている人たちも、お墓の前の芝生に寝っ転がりながら故人を偲んでいる様子で、なんとものんびり自由な参拝風景である。

なんて横目で観察しながら走ると、近所と言えども新たな発見の連続で、ちょっとした旅をしている気分。なかなか楽しいひと時だった。

さて、ようやく家に着いた、一時間くらいは走ったかなと思って時計を見ると、何と、たったの三十分しか経っていなかった…ガーン
まあ、最初はこんなものだろう。しかも久しぶりに良い汗をたくさんかいたので、完全に良しとしよう。体中の細胞が活性化している感じが一日続くのも嬉しい…って、私はどれだけ運動不足??汗汗…

次は、朝7時半を目指します☆:D


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Wednesday, May 27, 2015

新緑のガーデン巡り










新緑のまぶしい5月も、残りわずか。短い春とあつ〜い夏の狭間の、これまた短いニューヨークの初夏。日中は空は青く風は爽やか、湿度も気温も高すぎず、夜は少しひやりとするが散歩するには丁度よい、たぶん一年で最も美しく過ごしやすい季節。

そんな中、リサーチのため、ニューヨークのガーデン巡りをしています。今月は、ブロンクスボタニカルガーデン、ブルックリンボタニカルガーデン、インウッドパークに行ってみた。どこも美しくて広大で、一人で行くのはもったいない感じ。友達とお弁当や本を片手に、一日のんびり過ごしたら良いだろうなあ。といっても、花やら木々やら珍しい植物やらが満載で、一人でももちろん楽しめる。

私の目的はあくまでリサーチなのだが、「せっかくこんな美しい公園に来ているのだから、たとえ一人寂しそうに見えようとも、是が非でもプチピクニック気分を味わいたい!!」という抑え難い欲望がむくむくと湧きあがって来るのを感じるときは、なんだか自分がとても人間らしい気がして、ちょっと嬉しくなる。なので、そういう時は素直に実行することにしている。

ブルックリンボタニカルガーデンでは、小川の側の快適そうな芝生を発見し、ここぞとばかりに思い切りダイブし手足を投げ出して空を見上げ、園内で購入したコーヒーとクロワッサンをお供に一人悦に入って楽しんだ。園内をパトロールしていたおじさんに「NO FOOD HERE.」と即刻冷徹に注意を喰らってしまったため、プチピクニックは約2分で終わりを告げたのであったが、束の間のピクニックもなかなか良いものだった(ちょっと負け惜しみ。)ガーデンではピクニックのできる芝生も限定されているので、必ず園内の地図などを見て確認しましょう。

ニューヨークでの夏のガーデン巡り、お勧めです♪


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Wednesday, May 20, 2015

グールドにはまる











伝説の天才ピアニスト、グレン・グールドに絶賛ハマり中。

始まりは、ギリシャに住む友人が送ってくれたYou Tube のリンク。グールドの弾くブラームスのIntermezzo Op.117-1。それまでもグールドの名前は知っていたが、実際の録音を聞いたことがなかったのだ。

衝撃だった…。

なんて美しいピアノなんだろうーそして、どこか「ただならぬ」と言った印象の音色。ピアノの一音一音が、まるで生きているみたいに聴こえる。すごくビジュアルな音、と言ったらいいんだろうか。ピアノから奏でられた音が単独であったり連なったりするのを、まるで見るように聴いているような感じ。そして何といってもこれが、感情を揺さぶられる音色なのだ。もしも「情感」がカタチを与えられたら、やっぱりこんなふうに存在するのかもしれないと思ってしまうような、そんなピアノ。

つまりその一曲で私は、完全にグールドに「落ちた」のだった。

それ以来、制作をするときには、グールドの演奏を聴く。ブラームスに始まり、モーツァルト、今はバッハの録音を、例によって、これでもか、というほど聴いている。しかし何度聴いても飽きることなく、体の深いところから、いい!(涙)と思うこの感じ…すごすぎる。

グールドを聴きながら、遠い昔のことを思い出す。小さい頃、お稽古ごとのひとつとして、近所のピアノ教室に通っていた。練習が余りにつまらなくて、ピアノの才能は全くないな…と諦めつつ、いやいや通っていたものだ。あの頃ピアノといえば、聴くのは先生のお手本ばかり、先生の自宅の一室である教室には、メトロノームの退屈な音がしけたおせんべいのように響いていて、私はソファで自分の順番を待ちながら、私の前にレッスンを受けている同年代の女の子の、こちらも私に劣らずのやはりたどたどしい演奏を聞きながら、ピアノってそんなものだと思っていた。レッスンは決まり事のように「行くもの」だったから、当時はどうして自分がピアノを弾いているのかなんて考えたこともなかったし、クラシック音楽に対しては、音楽の授業でたまに聴く、冷蔵庫に入った石碑みたいなものという印象くらいしかなかった。場所は茨城のど田舎で、音楽が豊富という環境でもなかったから、仕方ないと言えば仕方ないのかもしれないが。

しかしもしも、と今の私は思う。もしも小さかった私が、どこかで、何かの折りに偶然、グールドのピアノを聴いていたら…?もしもこの自由奔放で生き生きとした音色に、今の私のように、心を奪われていたとしたら…?もしかしたら、何かが今と違っていたのではないか、と。グールドを聴いたからと言って、まさかピアニストになったわけではないと思うけれど、少なくとも幼かった私は、ピアノを弾くことがもっと好きになっていたかもしれない。

弾くよりもまず、聴くんだったなあと、今更ながら思うのだ。素晴らしいものを、押し付けるわけではなく、出来るだけたくさん体験させる機会を与えること、そして願わくばその人の中にひとつでも多くの「好き」を増やすこと、それこそが真の教育と言えるのかもしれない。

しかし、人生の素晴らしいところは、人はいつでも知ることができるということだ。いつでも自分から新しいことを知って、好きになることができる。そう、「今」知れば、それでいいのだ。

グールドのピアノを知って、私の中にまたひとつ、新しい「好き」が増えたのだ。そしてそれは、また他の「好き」につながっていく。そんな幸せな勉強を、ずっとしていきたいなあと思う。



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Monday, May 4, 2015

グループ展!@大阪

突然ですが、今月中旬に、大阪でグループ展に参加することになりました。

実は日本での展示は初めてです。とっても嬉しい!!





会場は、大阪にある阪急うめだデパートにある、阪急うめだギャラリー。とってもきれいな広々とした会場です。(と言っても実は行ったことありません。実際に見たい!)

このグループ展は、阪急うめださんの9階で開催される『ニューヨークフェア2015』の一環。展示のメインは、絵本も手がけるイラストレーターのふるしょうようこさん。彼女のキャラクターがたくさん出没する、楽しい展示になりそうですよ♪♪

私は新作の絵を5点展示します。大きな絵が2枚と、中ぐらいの絵が3枚。ギャラリーショップでは、ポストカード3種類を販売します♪

初の日本での展示、しかも未上陸の食い倒れ大阪… 。この機会にぜひ食べ…いや、行きた〜い!!というわけで、航空券が降って来るのを天に祈る毎日です(笑)。

関西地区にお住まいの方、ぜひぜひお立ち寄り下さいね♪


『Yoko Furusho & Friends 展』
期日:5月13日(水)〜18日(月)
時間:午前10時〜午後8時(金土のみ〜午後9時)
場所:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー(入場無料)
阪急うめだニューヨークフェアhttp://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/newyork/index.html


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