Thursday, January 20, 2022

素晴らしき日本でしか食べられない逸品①卵かけご飯


最初に頭に浮かんだ逸品、それはズバリ、

卵かけご飯!!!

卵かけご飯とは、ご飯に生卵を乗せて割りながら食べる、アレ。日本に生まれ育った人ならば、おそらく人生のどこかで必ず食べたことのあるであろう、特に珍しくとも何ともない一品だと思う。

が!!

アメリカに行く前までは、知らなかったんです、それが実はとても貴重な逸品であることを。。。

というのも、アメリカではサルモネラ菌がいる危険性が高いため、基本的に生卵の摂取はしない。最近では生で食べられる卵も売っているところもあるようだけど、そこは自己責任の国。一般的には卵は調理して食べる。

りーぬは幼少期、この卵かけご飯が毎朝の食事だった。何年もの間食べ続けたために飽きが来て、大きくなってからはほとんど見向きもしなかった。

が。今回の帰省中は、朝は卵かけご飯。(プラス納豆、プラス海苔。)
ザ・基本の日本食!!に取り憑かれたのか?と家族もお口あんぐり(たぶん)。

ご飯、生卵、納豆、海苔。それは、毎日食べても飽きがこないゴールデンコンビ。昨日食べて今日食べて、明日も明後日も明々後日も食べたとしても、心理的にはプラマイゼロな普通さ加減。それでいて得られる満足感と満腹感、しかも栄養満点と来てる。

こういう食べ物って、アメリカだったら「パンと目玉焼き」とか「オートミールとゆで卵にサラダ」とかだろうけど、やはり私は日本人、卵のお供には食べ慣れたご飯が一番しっくりくる。

ニューヨークは大都市なので、日本のスーパーがいくつもある。納豆だって売っている。固めの温泉卵さえ作れば、ご飯を炊いておいて、納豆と卵と海苔で朝ごはんはヨユーで出来る。それでは、NYで食べる卵かけご飯と日本で食べる卵かけご飯の、一体何が違うのだろう?

まず、日本での卵かけご飯には、圧倒的安心感がある。「生卵はおいしい」という子供の頃から培われた感覚は、安心感に直結している。この安心感があるからこそ、日本の人々は何も考えずに卵かけご飯を食べる事ができる。しかしアメリカで生卵を前にすると、頭のどこかで「大丈夫かな…」という心理的負担がかかるのを感じる。「生卵はやっぱりやめとこ」となるのだ。生卵というありふれた食品を食べる時に「安心感」がこんなにも重要になるとは、海外で生活するまで思ってもみなかった事だ

次に、卵は、日本では断然安い。NYでは卵12個で500〜600円(コロナ前。もっと安いのもあるが、安すぎると怖いので、生産者が記載されているものを買うとそれくらい)。ちなみに納豆は日本からの輸入品なのでもちろん割高、2倍以上する。日本に帰ってきてスーパーに行くと、「納豆99円」の札に思わず「安っっ!!」と言ってしまう理由がこれだ(最近ようやく治った)。

そして、地味に重要な点なのだが、日本では安全な卵がどこでも手に入る。NYで食材にこだわる健康志向の店は、どこにでもあるわけではない。少なくとも私の近所にはない。わざわざ買い出しに行かなくてはいけないのだが、電車に乗って駅から歩いて、重い荷物を持って帰ってくるなんて、多くても週に一度でたくさん。。。となり、結果的に簡単には手に入らないわけである。
それが、どうだろう。日本では、自転車を数分漕げば、卵天国!納豆天国!安くてうまくて安心ね♪そうそう、これぞジャポンなのよ〜!

日本にいたら当たり前すぎて分からない事だけれど、実はとっても贅沢なことなのだと、改めて思うのである。

生で食べられるって、すごいんです。

そういうわけで、日本でのりーぬは、機会があれば生卵を食べてます。お蕎麦にいれたり、ラーメン(半熟卵)に入れたり、楽しみ方は無限大。すごいぞ、生卵。あっぱれ、生卵。

こういう基本的な食事ができる事が、実は一番ありがたいのかも、としみじみ思う今日この頃なのでした。

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Saturday, January 1, 2022

明けましておめでとうございます2022!

 


2022年、明けましたね!

今年は寒〜いお正月。お餅など食べて、暖かくしてくださいね。

どうか良い年になりますように。

今年もよろしくお願い致します。

りーぬ

↓今年こそ。。。が、たくさん!全部叶うといいなあ。
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