夢を見た。
遠くの国に住んでいるはずの友人が、なぜか傍らにいる。あんなに遠いところからはるばるやってきたのだろうか。疑問が一瞬、胸の辺りでざわつくが、すぐに忘れてしまう。英語で話されるべき会話が何の違和感もなく日本語で行われる。友人はにこにこと笑っている。
目が覚めると、いつもの朝だった。へんな夢だ。起きてすぐはとても鮮明な印象だったが、だんだん輪郭だけになり、昼頃になったらもう現実にとけていくみたいに消えてなくなっていった。
夢って何だろう。毎日不思議に思う。
私の夢は細部までとてもリアルだ。色、感触、質感、匂い、味、事細かにみんな感じられる。夢の中で「これは夢だ」と分かっていることもあるけど、大抵は夢の中ではそれが現実だと思っている。イマジネーション(妄想力?)が強いおかげで、たまに起きていても半分夢を見ているように思うこともある。そういう時は、現実と夢との境目がいっそうぼんやりして、夢と現実は本当に違うのか?と悩む…。(しかし夢の中では痛みを感じたことがないので、やっぱり夢と現実は違うのだとナットクする。)
先日、久方ぶりに友人Pを思い出したので連絡を取り、ご飯を食べた。「どうしてるのかなと思って」と、連絡するに至った単純ないきさつを話すと、「俺もそう思ってた」とPは言った。「3日ほど前に夢でりーぬがクーラーを売りつけてきたから。」って、おい。たしかに今年はクーラー一度も使わなかったけどさ。勝手にそんな役で人を夢に出すなと文句を言ったが、実を言うとその頃、私の夢にも何となくPが出てきたのだった。もちろんクーラーは売りつけなかったけど。夢ってやっぱり不思議だ。
自分たちの脳を通して人は世界を認識しているのだから、もしかすると夢も不思議な現象も、脳がすべて作り出しているのかもしれない。しかし私は現在の科学では説明のつかない「現実」以外の世界がきちんと存在していて、私たちは無意識のうちにそれらの世界を行ったり来たりしているのではないかと思っている。それを人は「夢」と言ったり、「幻」と言ったり、「霊(界)」と言ったり、「あの世」と言ったりするのかもしれない。世界は目に見えるものと見えないものと、もっと何層にも重なっていて、まるでカーテンが風に揺れるようにゆらゆらと存在しているのかもしれない。物質的な世界に一応は身を置きながらも、そんな幾重にも重なった世界の間を人は行ったり来たりして、空間や時間を飛び越えたり、誰かとすれ違ったりしているのかもしれない。そんな風に考えると、世界がよりいっそう豊かで楽しいものに思えてくる。
私が誰かの夢を見て、起きてからしばらくその人のことを考えていたら、きっとその人も世界のどこかで私のことを考えているんだと思おう。その人がどんなに遠くにいてもーたとえもはや現世にさえいなくても、きっと私たちは出会っているのだと思う。実際に、その場所で。
Tuesday, August 26, 2014
Thursday, August 21, 2014
ひと休み〜
8月半ばなのに、もうすっかり秋らしいニューヨーク。
今年は夏、来なかったね〜なんて友達と話してます。異常気象だーなんて暑くても涼しくても不安になるけど、長〜い地球の歴史の目で見たら、異常気象だって別に珍しくないんだよね。永遠のものなんてないんだしさ。まあ、急に激変されても困るんだけどね。。。
今年は夏、来なかったね〜なんて友達と話してます。異常気象だーなんて暑くても涼しくても不安になるけど、長〜い地球の歴史の目で見たら、異常気象だって別に珍しくないんだよね。永遠のものなんてないんだしさ。まあ、急に激変されても困るんだけどね。。。
Tuesday, July 22, 2014
Japan Wideさんに当ブログをご紹介して頂きました
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「NYからの声」のページ↓
http://www.jwide.com/market/business/view.php?id=1893&page=1&category=&search_type=&search=
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Thursday, July 17, 2014
個人的プラスの変化とサラダうどんココナッツ風味
この一ヶ月、「人生」について色々と考えることが多く(いつも考えてる気もするけど)、暑さも手伝って制作が停滞気味。むしろ制作以外のことで忙しかった。
制作以外のことというのは、友達と一緒にいること。外に出かけて新しい人に会うこと。でもそれは実は自分自身と向き合うことだった、気がする。
この一ヶ月間、ルームメイトが日本に帰っていたので、代わりに彼女の友達のんちゃんが家に滞在していた。彼女とは会ってすぐに打ち解け合い、お互い忙しい合間をぬっていろいろなことを話したり、家飲みをしたりして、楽しい時間を過ごした。私のこれまでいた世界とは少し違う場所にいた人で、一緒に暮らしている中で、彼女の生活スタイルや考え方には大きな影響を受けた。短い間ではあったけれど、そこにあることにも気がつかなかったドアをひとつ開けてくれたようなすばらしい出逢いだった。
そして同時にこの一月で、まわりの人たちとの人間関係ががらっと変わった。家中の窓が一斉に大きく開かれて風通しが急に良くなったみたいに、とても素敵な人たちとのたくさんの出会いがあった。ニューヨークにいて本当に良かったと数年ぶりに心から思ったほど。すこし前まで孤独感に苛まれていたのが嘘みたい。でも、もしかすると変わったのは周りじゃなくて、自分の方なのかもしれない。
ルームメイトが「出会う人は自分の鏡」という言葉をよく使う。最初は意味が分からなかったけど、今はすこし理解できる気がする。人は自分に似た人を引きつけるという意味もあるようだけど、それ以上に、私たちは自分の感性の範囲内で人を理解しているということではないだろうか?つまり、私たちが他者との対話の中で見ているものは、他者の中に反映された自分自身なのかもしれない。だから、自分のことを受け入れる分量が大きくなればなるほど、それだけ多く相手を受け入れることができる。私がもし彼らと一年前に出会っていたら、今の私とはまた違う感想を持っていたことだろう。もしも私が卑屈になっていたり、自分のことを低く評価していたとしたら、たとえ出会いがあってもその人の良さにどの程度気付けたかは分からない。今の私が「素晴らしい人たちに出会えた」と心から感謝できるのは、それだけで自分自身が大きなプラスの変化を遂げたということではないだろうか。そしてそんな心境の変化に合わせるかのように、古い友人関係もずっとうまくいくようになった。
人と出会うということは、新しい自分を発見するということ。そしてこの世の中で、人が人と出会い、分かち合い、一緒に成長していくこと以上の喜びがあるだろうか?
そんなことを考えている最近、レシピにも新たな発見が!それは何と、うどん+ココナッツオイル!!ええ〜!?と思うでしょ?でも意外や意外、うどんに奇妙にぴったんこ!またまた簡単なので、ぜひトライしてみて下さい。
*サラダうどんココナッツ風味*
1。うどんを茹でて、冷水で締める。
2。レタスを洗って手で食べやすい大きさにちぎり、水気を切って大きめの器に入れる。
3。うどんをレタスの上に乗せる。
4。うどんの上からココナッツオイルをかける。
5。アンチョビを手でちぎりながらうどんの上から散らす。出来上がり!!
ココナッツオイルは甘くないので、意外と何にでも合うのだが、ココナッツオイルとアンチョビの相性の良さと言ったら、まさに目から鱗!アンチョビが良い塩梅なので、そのままで食べても良し、お好みでお醤油をたらしたり、お塩をぱらぱらかけても良し。お試しあ〜れ〜!!:D
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Monday, June 16, 2014
新しいお財布
オープンスタジオで数冊の本が売れた(感謝!!)。そのお金でしばらく前から買いたいと思っていたものを買った。
それは、お財布。
お金でもってお金を入れるお財布を買うって、なんか変な感じ。実は今までそんなにこだわったことのなかった、「財布」。しかし友人Kの持っていた財布が妙に気になったのがことの始まり。大体がおしゃれなKなのだが、先日お茶をした際に実は財布マニアと露見、現在所持している「完璧な理想の財布ではないが」ほぼ気に入っているという黒の皮財布を見せてくれた。それは。。。。。
財布というより、ぬくぬく布団ではないか!!
と、まず「財布」に対し生まれてこの方一度も抱いたことのない奇妙な感想を抱き、次に感動の波が押し寄せてきた。どど〜ん。こんな布団のような財布に入ったお札らは、さぞかし気持ちよくぬくぬくできることであろう。ちょっと触ってみたい、入ってみたい、そのぬくぬくできそうなしっとりとした黒い皮の布団(財布)に包まれ、ゆったりと眠ってみたい…。札らはきっとそう思うに違いない。つまりこのような美しい財布を持っていれば、札らは健やかな眠りを求めてどしどし去来、もう満員御礼で持ち主はさぞウハウハに違いない。。。!しかし次の瞬間、私は自分の耳を疑った。
K「いやあ、財布はいいんだけど、もう二ヶ月も家賃たまっててさ…アハハ!」
このような財布をもってしても貧困にはかなわないのか…がっくり。というか、なぜ私の周りにはこうも貧困者(主にアーティスト)が多いのか…これは一度よく考えてみるべき問題かもしれない。
しかし、後日ふたたびKに会った時に私は決意した。やっぱりあのふくふく財布(に近いもの)を買おう。いい!と思ったものを所持する生活をするぞ!ということでKに無理矢理例の皮やさんに連れて行ってもらう。場所はSOHO。店内は皮の匂いで満たされている。黒を基調としたシックな品ぞろいのお店だ。奥には財布コーナーがあり、大きい物から小さい小銭入れまで、様々な形状と色合いの財布がぞろり。と言っても、予算は限られているので、注意深く全ての財布を手に持ち、値段を確かめ、中を点検し、店員のおねーさんとKの話をよくよく聞き、ついに三点にまで絞った。ここまで1時間。後ろで同伴してくれているスイちゃん、私に代わっておねーさんに謝ってくれる。これでもいつもより早い方なんだよ〜!
更に散々迷った挙げ句、もっともシンプルかつもっとも薄手でもっとも大きめの渋い茶色の財布に決定。実際に会計する私を見て驚くK。「ホントに買ったね…」実を言うとまさか自分でも本当に買うとは思っていなかった。しかし最近の目標は即断即決なのだ。これでいいのだ(正味二時間弱かかったけど)。さっそくその場で昔の財布からカードと現金を取り出し、新しい財布に入れる。店で触りまくったせいか、すでに手に馴染んでいるのが嬉しい。これからしばらくの間、よろしくね!かんど〜
暑い日だった。道ばたにはアイスのトラックが止まっていて、我々三人は全員一致でアイス会の開催を決定。ということで新しい財布でする初の買い物は、アイスクリームだった。ちなみにSOHOの道ばたアイスはワンスクープ4ドル50セントもするツワモノであるが、さすがに濃厚でうまかった。
さて、気持ち良い財布だよ〜、お札さん、来い来い!
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Monday, June 9, 2014
オープンスタジオ報告
オープンスタジオ、無事に終わりました!予想以上にたくさんの人が作品を見に来てくださり、みなさんそれぞれ楽しんでくれたようで、驚きとともに感激しまくりの二日間でした。
スタジオの様子。
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| 机の下に隠れた人たち。 |
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| メーリングリストにサインナップしてくれる人多数。嬉 |
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| 個人的にこのおじいさまにベストファッション賞を進呈。楽しんでくれてるみたいで嬉しい♪ |
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| 本を読んでくれている人たち。 |
見てくれる人の反応が直接見られたのがとても良かったです。いろいろ話もできて、やっぱり何でも人とのつながりが一番大切なんだなあと痛感。メーリングリストには何と100人ほどの方がサインナップしてくれました。感激ですうT_T
地道にがんばるよ〜(涙)(感謝)と思った二日間でした。
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Tuesday, May 27, 2014
Bushwick Open Studios 2014
こんにちは〜
ついに夏本番来たか!?と身構えさせてくれるような、いい感じに蒸し暑いNYです♥
今週末、初夏の一大イベント Bushwick Open Studios が行われます!これは今NYで最も熱いアート地域のひとつであるブルックリンのBushwick地区で行われるアートイベント。この地区にスタジオを持つアーティストが、一斉に作業場を一般公開します。
自分が住んでいる地域にも関わらず毎年なんとなく見ていただけのイベントでしたが、今年はついに私も参加することになりました。これがイベントサイトの私のページ↓
http://artsinbushwick.org/bos2014/directory/yuriko-katori/
私のスタジオビルディングのあるジェファソン駅の周辺は、まさにアートスタジオのメッカ。どこを歩いても、まるで叫び声が聞こえてきそうな色とりどりの力作グラフィティたちがお出迎えしてくれます。アイスコーヒー片手に散歩するだけでも楽しめること請け合いです。お時間のある方は、ぜひ遊びにきてください♪
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