Saturday, June 24, 2017

Air Canada の窓がすごかった件について


今回の帰省で利用したエアーカナダが、予想をはるかに超えて、良かった。

機内に入ってまず思ったことは、「広い」。空気は爽やかで、圧迫感を感じないし、スリムで省エネな感じも手伝って、なんとなく未来っぽい。照明は自然光に近く、体に優しい気がする。シートも新しく、前の座席の下に空間があり、足を伸ばしたり荷物を入れられるようになっている。座り心地もなかなか良い。

機体についての説明を読むと、最新の機体で、換気システムが向上したとある。納得。

しかし、とりわけ「すごかった」のは、窓だ。

飛行機の窓というのは、普通ブラインドが付いていて、外からの光が眩しい時など、手動で閉められるようになっている。しかしこの機体の窓には、光を遮るものなど何もついておらず、一見するとただの丸いガラス窓である。

はて?と思ってよく見ると、窓の下に小さな丸いボタンが。なにやら6段階表示になっている。

これは、、、押すしかあんめえ。どきどき。

ということで適当に押してみると、なんと、透明だった窓ガラス全体がみるみるうちに青くなっていく!さらには紺色に変化し、闇のような色になり、ついに外の景色は完全に見えなくなった。これにはびっくり。窓そのものが遮光板になるとは、、、一体どういう技術か知らないが、超ハイテク!

寝る時刻になると、機内の全ての窓が自動的に暗くなり、照明も落ちて、外は真っ昼間なのに、機内は普通に夜。揺れなければ、空を飛んでいることもうっかり忘れそうなくらい快適な空の旅だった。一番安いチケットだったのに。。なんだか得した気がする。

エアーカナダ、やるなあ。

↓飛行機も進化している。。
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Wednesday, June 21, 2017

ただいま〜♪



ちょっと日本に帰ってます♪

日本、最高〜!

↓ふるさと万歳♪
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Thursday, June 8, 2017

ちょっくらフィラデルフィア〜その3

ラン作アメリカ魂ビスケット

と、ゆーことでラン作のアメリカ風ビスケットが出来上がり。

ふくれ方がいまひとつだったけど、焼きたてをバターとストロベリージャムで食べたら、おいしいの何の!

完璧主義者のランは、「練りすぎたからかな。。。ブツブツ」と原因追及に余念がなかったが(笑)、ふたりで5個くらいずつ食べた。

アメリカのレシピって、ほんとに大雑把だなあと思うのが、分量が大さじいくつで、グラム数も書いてない。それでも何となくできちゃうのが、いかにもアメリカっぽくて好きだ。(ランはグラム数に直して作ってたけど。)

ニューヨークへ帰る前に、恒例のフィラデルフィア美術館へ行くことにした。特に面白そうな展示はやっていないけど、やっぱりフィラデルフィアに来たからには一応行っておかないと。

アールグレイでしみじみと会話を締め、ネコらとランのルームメイト(レイチェルとその友人)に挨拶をし、家を出た。ランが外まで見送りに来てくれる。

ありがと、ラン!また来るよ!ハグ!!

笑顔で別れてから、私はランのくれた地図を片手に、トローリーの停車場を目指して歩き出した。近所が静かでちょっと不安だったけど、道は簡単だし、大丈夫。初夏のような日射しに、街路樹の緑が心地よさそうに揺れている。

10分ほど歩いて、ようやく停車場が目に入って来た。

ふう、もうすぐだ。。と一息ついたその時だった。




ん?



。。。。。。。???



















遠くで、誰かがワタシの名前を呼んでいる気が。。。と振り返ると、そこには、エプロンをつけたままダッシュしてくるランの姿が!!

何と、トローリーに乗るのに必要なコインを渡し忘れたことに気付き、走って届けに来てくれたのだった!なんて良い奴なんだ、お前は!!涙

私の名を呼びながら、遠くから徐々に大きくなってくる、青いエプロン姿のラン

善の塊でしかないような友人の姿を、私は永遠に忘れないだろう。。合掌。

その後トローリーに乗って22th駅で降りた私は、携帯のマップを頼りに無事美術館に到着。てきとーに見て回った中で、今回私の目に最も訴えかけたのは、モネによる、川辺の樹々を描いた絵だった。

自然の中にたたずむモネの感動らしきものを、こんなにダイレクトに感じたのは初めて。小さな絵なのに、パリで見た睡蓮よりも強烈に感じたかもしれない。まるで匂いたつように、私自身の自然から受ける感情が湧きあがってきて、暫くの間それにひたと浸っていた。

永遠に思える一瞬。

そこに描かれた水は、まぎれもない川の水で、樹々の全ての葉っぱは、太陽の光をいっぱいに受けて輝き揺れる生きた葉そのものだった。まるで、モネが描いた川辺に立っているみたい。その水が私の中にまで流れて来て、心が潤いで満たされていく。

今更だけど、絵ってすごい。そして、やっぱりモネは偉大だと思った。

帰りは、バスが売り切れだったため、SEPTAというローカル線でニューヨークへ向かう。2時間ほどで、26ドルくらい。一度乗り換えをしたが、電車ってゆったりしてて好き。

ふつーに行ってふつーに過ごしてふつーに帰って来た、ふつーの旅だった。
なんか、良かった。

ラン、ありがとう。そしてネコらよ、また会おう!(今回留守だったランの旦那さん、次回はぜひ!)

↓ふつーでえがった。
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Monday, June 5, 2017

ちょっくらフィラデルフィア〜その2

広いキッチンで傍観するネコらとハンギングアウト


フィラデルフィアで何をしたか?と問われれば、「ネコらと菓子作り」と答えるしかあるまい。

いや、「ランが菓子を作るのをネコらと傍観していた」と言った方がより事実に近いかもしれない。

ランの家に着いてまずしたことは、アイスクリーム作りのための買い出し。ランはずっとアイスを作りたかったらしい。ついでに近所もざっくり案内してもらう。のどかでえーとこや。

その日は、アイスの下地作りで一日が終了。ちなみに、抹茶味とアールグレイ味を仕込んだ。

次の朝は、近所のベーカリーに出かけ、ラン的ベストクロワッサンとカヌレをゲット。家でまったり食べる。昼すぎに、街の中心部にトローリーで出かけて、公園を臨むオサレかふぇでランチをし、帰りにランと旦那さんの思い出のカフェに寄り、ストロベリールバーブパイとチョコレートケーキを平らげる。

夜は、リップクリーム作り。ランは、これもずっと作りたかったらしい。予想以上にたくさん出来て、私もおみやげに二つもらった♪

そして最終日の朝は、アメリカ風ビスケット作り。ランは、長いことこれも作りたかったらしい。

ランのクッキング中、私は主にアシとして、使い終わった道具を洗ったり材料を取ったり。ランの作業を見守りながらダベり。。

はっと気付くと、ランと私から適度な距離を取って、ネコらがハンギングアウト。

そこではっと気付いたが、ランの周りで、私もハンギングアウト。ネコらとあんま変わらんじゃん。。。

というわけで、諦めて(何を?)ネコらとハンギングアウト。やつらはとにかく人懐っこくて、超絶ラブリー。英語に疲れた私を無言であしらってくれる、ナイスなガイたちだ。

いいなあ、ネコ。と、ちょっと思ってしまった。。

つづく。。。


↓続くらしい。。

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Saturday, June 3, 2017

ちょっくらフィラデルフィア〜その1

先週のメモリアルデーウィークエンドは、ちょっくらフィラデルフィアに行ってきました。

目的は、親友ランの新しいおうちに遊びに行くこと。

ランは昨年結婚し、旦那さんと大きな一軒家に住んでいるとのこと。来い来い言ってくれていたものの、なかなか腰が上がらなかったのだが、この度、思い切って行ってみた。

何でもそうだけど、決めれば意外と簡単ね。。ボルトバスで、2時間弱、あっという間にフィラデルフィアに着いた。バス停まで迎えに来てくれたランと、久々の再会を喜ぶ。

30th駅から40分ほど歩いて(ランは自転車だったので)、ランのおうちに到着〜!


そこで私を待ち受けていたモノは。。。


















クロいネコ。




そして、、、
















ちょっとトラっぽいネコだった。。







つづく。。。


↓ネコパンチされそう。

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Monday, May 15, 2017

Dandelion。。。Salad

今日、ホールーフーズで、「Red Dandelion」を見た。



Dandelion=たんぽぽ


えっと。。。


ど、どんな味。。。???(どきどき)

しかも、赤。。。???!!!(そわそわ)


というわけで、一束、お買い上げ。
好奇心には勝てないりーぬであった。。


いざ、家にて。。。






ぱくっ。







う。。。。。。











とっても苦かったとさ。笑

でも、不思議なことに、レタスの上に散らして、ドレッシングをかけたら、ちっとも苦みが気にならなかった。ふむう。

明日はオリーブオイルと檸檬で和えてみようっと♪


↓めずらしい食材万歳♪
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Tuesday, May 2, 2017

びっくり椿姫@メトロポリタンオペラ③神降臨?

立ち見ゾーンにてぷらぷら。

立ち見席(ゾーン)について、スタンバイOKのりーぬ。

まあこの値段でこの視界は悪くないな、とぷらぷら場内を見回したり、ストーリーを確認したりして第二幕の開幕を待っていた、その時だった。

とんとん、と誰かが左肩を叩いた気がした。

ん??

気のせいかと思ったが、いちおう振り返ると、そこにはスーツをびしっと決めた中年の紳士がふたり、立っていた。正面きってこちらを向いているのは、南米系の恰幅の良い大柄な男性。その後ろには、細身のロマンスグレーの白人男性。どちらも優しそうな笑顔が印象的。

明らかに知らない人たちなのだが、明らかに私の目を見つめ、明らかに私に手招きをしている。わ、わたし??

状況が飲み込めず、あんぐりしていると、

「君、英語は話せるか?」

は、はあ。。

「OK。僕らについてこい。」

と、にこにこしながらも緊急の要請。しかし、その柔和な雰囲気と、大勢の客@メトロポリタンオペラという状況につき危険な匂いはしないので、咄嗟にバッグとコートを引っ掴んで、彼らの後を追う。

大柄な紳士は途中振り返り、

僕らはゲイカップルだから大丈夫。

と、きらめく笑顔の自己申告&安全保証。笑

な、なんだろう?

彼らはどんどん先に行く。

と、オーケストラ席の、前から7列目の席に入っていった。彼らの隣りに空席が一つある。その席を指差し、

「OK。座りなさい。

り「えっっっ!!

どうやら、ひとつ余っていた彼らの席を、一人で立ち見の可哀想な(?)アジアンガールに譲ってくれたらしい。そ、そんなに悲壮感漂ってた?いや、ドレスアップ効果かな…。

ていうか、

ほんとにオーケストラ席げっとしちゃったよ。。あんぐり

冷静さを装っていたものの、密かにぶったまげていたりーぬであった。これは、結果的に(ラッシュの)ラッシュチケットをゲットしたということで、良いんですかね??ちなみにこの席は普通に買うと300ドル近くする。

僕も学生の頃、よく君のように立ち見をしていたものだよ。

満足そうな大柄の紳士。隣りで微笑むパートナー。

あー ゆー... ごっど。。。?

しかし彼らの名前は「神」ではなく、オスカルとマイクと言った。オスカルはキューバ出身、マイクはアメリカン。茶目っ気たっぷりで、いかにも裕福で人生楽しんでるゲイカップルといった感じ。気持ちにも余裕があるのが分かる。それにしてもこの展開は考えてもみなかった。ドレスアップしてきて、良かった。。。再び、自分にグーだ。



オーケストラ席、やはり良い!!近い!!

すべてがはっきりと見え、よく聴こえました。

主人公の相手役のお父さん役が登場すると、場内は大盛り上がり。歌う度に歓声が上がる。たしかに素晴らしい声。話すように歌っていたのが印象的だった。

幕が降りてから、二人にありがとう、と30回くらい言った。二人の紳士はにこにこしながら去っていった。なんて楽しいびっくり椿姫。友人もぶったまげていた。こういう出逢いがあるから、人生は楽しい。

良い一日でした。

↓思いがけないことほど楽しいですね♪
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